記事リスト
お前らが今までみた中で最高のドラマってなに?
教室で盛大にゲロ吐いた書籍化のお知らせ
319 :1 :2007/05/31(木) 21:23:02.14 ID:l80CfBMY0(136)
ここは何処だろう?
ここは何処だろう?
僕はどうやらベッドの中にいるらしい
体を起してみると倦怠感はあるものの
トキワの森でついた傷はすっかり全快していた
上体を起こし部屋を確認する
そんな中僕の視線はある一か所に集中した
肉だ…もといサトシだ
321 :1 :2007/05/31(木) 21:29:44.12 ID:l80CfBMY0(136)
机でPCをいじっている
こっそりと中身を確認
…またブログの更新か
この男、旅の情報を得ようという気はさらさら無いらしい
324 :1 :2007/05/31(木) 21:36:16.99 ID:l80CfBMY0(136)
サトシのブログの一部
今日私はトキワの森を攻略した
ここは多くのトレーナーが自分の力を試すべく闊歩した森である
私も幾度となくトレーナーに挑戦を申し込まれたが
そのことごとくを知恵と勇気と希望を糧に突破していた
私はポケモントレーナーとしての喜びを
この2日で全身に感じることができた
まさにトレーナー冥利に尽きるとはこのことである
……ブログに嘘書くなよ
325 :1 :2007/05/31(木) 21:38:13.98 ID:l80CfBMY0(136)
その後サトシは実家のときと同じくチャットルームに入った
しかし旅に出たってのにPCが手放せないとは……
あの驚異的な破壊力はともかく
精神はどこまでも引きこもりのそれらしい
326 :1 :2007/05/31(木) 21:43:41.31 ID:l80CfBMY0(136)
少佐:諸君、今晩はいい月夜だね
絶好のチャット日和だ
白目のない男:こんばんは、少佐
ブログ読みましたよ
旅は順調のようですね
アムロ:さすがだな!!
ラル:少佐はトレーナーとしてはまだ初心者ですよね
それなのにもう一流のポケモンマスターの領域に到達しているようとは…
さすがは少佐ですぜ
いや、あんたら褒めすぎですよー
330 :1 :2007/05/31(木) 21:54:53.17 ID:l80CfBMY0(136)
少佐:いや何、たまたま偶然が重なっての結果に過ぎんよ
僕のパートナーの活躍の賜物さ
おい、ちょっと待て、コラ!!
何がパートナーの賜物だ
僕のこと、徹底的に戦闘には出さなかったくせに…
おかげで僕は……未だに火の粉すら出せないんだぞ
あれ、変だな、前が霞んで見えない……
332 :1 :2007/05/31(木) 21:58:24.04 ID:l80CfBMY0(136)
少佐:ところで今日、新たな仲間が加わったことをこの場で報告しておこう
アムロ:新しい仲間?
ラル:新たなポケモンをゲットしたのですね!
それでいったい何をゲットしたんですか?
少佐:うむ、驚きたまえ
なんと「百式」だ
アムロ:ま、マジかよ、すげー!!!!
白目のない男:「百式」ですか!!
ラル:よかったですね、少佐
「百式」はいいポケモンですよ
百式で通じるとは…
もしかしてすべてのポケモンにMSの名を付けてるんじゃ……
333 :1 :2007/05/31(木) 22:03:02.23 ID:l80CfBMY0(136)
白目のない男:で、少佐は百式を進化させるおつもりで?
少佐:いや、進化させても、「改」にも「FA」にも成らないからな
進化させるつもりはない
ラル:ですよね、やっぱり
こいつら
可愛さが半減するから進化させない女トレーナーと同じ思考かよ…
キモさはだいぶ違うけど
335 :1 :2007/05/31(木) 22:05:26.53 ID:l80CfBMY0(136)
ようやくチャットも終わり
サトシも疲れたのかベッドに入ってきた
※僕とは違うベッド
そしてすぐに意識を手放したようだ
僕はサトシに目を向けながら
そういえばピカチュウをまだ見てないな〜
とか
アムロ・ラル・白目のない男ってきっとサトシの類友なんだろうな〜
とか考えていた
338 :1 :2007/05/31(木) 22:10:57.39 ID:l80CfBMY0(136)
「グアァ――――、ゴアァ――――――!!!!!」
……余計なことを考えないですぐに寝ればよかった
このいびきを忘れていた
近年、一年以上にわたって隣人に騒音を浴びせてきたおばさんの事例もあるし
精神的苦痛を理由に裁判を起こせば、きっと僕の勝訴は確実だ!!
340 :1 :2007/05/31(木) 22:18:18.62 ID:l80CfBMY0(136)
二日連続で最悪の目覚めだ
寝不足な上、再びサトシゾーンの出現に
僕の精神はキテルとこまで来ている
とりあえず、昨日センターの職員からご厚意でもらったシャツを
サトシのところに持って行った
その後、シャワーを浴びるようにジェスチャーを繰り返す
朝食も用意してやった
だらしない男に甲斐甲斐しく付きまとうパートナー
字面だけとれば、どこぞのギャルゲ・エロゲだな
字面だけとれば……
344 :1 :2007/05/31(木) 22:27:57.46 ID:l80CfBMY0(136)
朝食を取り終えた僕はと言うと
昨夜泊っていたセンターで一人休んでいた
たしかこの街にもジムがあるはずだから、
てっきり朝食後すぐに行くと思っていたら、
「僕は用事がある
お前はここで待機していたまえ」
と言われたのでジム戦に備えて倦怠感を払うべく横になっていた
うとうとしかけたその時、バンッと強烈にドアを開ける音で僕は目を覚ました
「ザク!! トキワの森に戻るぞ!」
346 :1 :2007/05/31(木) 22:31:53.42 ID:l80CfBMY0(136)
僕らは再びトキワの森を歩いている
何か忘れ物でもしたんだろうか?
気になってサトシのほうを向くと、僕の考えを察してくれたらしく
「トレーナーと戦いにいく!!」
と力強く宣言した
349 :1 :2007/05/31(木) 22:35:12.18 ID:l80CfBMY0(136)
いったい、どんな心境の変化か?
昨日、あそこまでトレーナーを避けていたサトシが
今になってトレーナーと戦うなんて…
少し考えたら納得の理由が浮かんできた
大方、さっき用事とやらで出て行った時、
ジムリーダーの強さを知ったに違いない
ジム戦ではさすがにサトシが戦う訳にはいかない
そのため、ようやく今になって僕を鍛えることにしたんだろう
全く、いずれはこうなることは最初から分かっていただろうに…
351 :1 :2007/05/31(木) 22:38:10.04 ID:l80CfBMY0(136)
とにかく早く火の粉を覚えたい
この森は虫系が多いから、火の粉なら効果は抜群だ
ほとんど一撃で倒すことができるだろう
森を歩いていると早速、トレーナーと遭遇した
あちらも僕等に気付いたようで、こっちに接近してくる
サトシも昨日とは打って変わって気合いを入れている
「ふっふっふっ、ようやく一人目のお茶の代金が来たようだな!」
……………えっ、お茶!?
358 :1 :2007/05/31(木) 22:44:10.47 ID:l80CfBMY0(136)
相手のレベルが低かったこともあり、
僕は初めて真剣勝負で勝利を収めることができた
そしてついにレベルは念願の7レベル
ようやく…ようやく火の粉が放てる
これでインファイトともお別れだ
昨日とは違った意味で目頭が熱くなり、僕は抑えるのに必死だった
「あーん!?!?
72円だ〜!? お茶のボトルがいくらか知らないのか?」
……聞こえない、聞こえない
僕はレベルが上がるならそれでいい
363 :1 :2007/05/31(木) 22:49:31.98 ID:l80CfBMY0(136)
火の粉を手に入れた僕はまさにこの森の王者だった
ほとんどのポケモンが一撃で倒されていく
変な快感に目覚めそうだ
いったい何人のトレーナーと戦っただろう
僕のレベルもすでに12を超してしまった
あと一つ上がれば、煙幕を覚えることができる
昨日まで火の粉火の粉言っていたのが嘘のようだ
そんな最中、見覚えのあるトレーナーと遭遇した
370 :1 :2007/05/31(木) 22:56:15.39 ID:l80CfBMY0(136)
「lll゚Д゚)ヒイィィィ!!!!!!」
昨日、サトシのフックをテンプルに食らった少年だ
いきなりの出会いに慌てふためいている
「少年よ、昨日は済まなかったな、少々先を急いでいたものでね
さあ、今日は存分に戦おう」
……今更さわやかな好青年気取っても遅いんだよ
何よりその体型と少佐マスクですべてが台無しだ
372 :1 :2007/05/31(木) 23:01:57.47 ID:l80CfBMY0(136)
麦わらの少年はいきなり座り込んだかと思うと
額を地面につけて土下座してきた
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
本当にごめんなさい!!
いくらでも謝ります! 世界中に謝ります! 神様仏様に謝ります
ですから本当に許してください! お願いします!!!」
少年はそう言うとポケットから財布を取り出し
震えながらこちらに渡してきた
………気の毒すぎてかける言葉も見当たらない
378 :1 :2007/05/31(木) 23:06:30.58 ID:l80CfBMY0(136)
これでは脅迫もいいところだ
いくらサトシでも、そんなもの受け取るはずが…
ちょ…あんた、何財布の中身数えてんの!!
しかも樋口と野口ちゃっかり抜き取ってるし
あんた、それ犯罪だって
381 :1 :2007/05/31(木) 23:10:12.09 ID:l80CfBMY0(136)
サトシは空になった財布を返そうとして、急にそれを止める
何を思ったのか抜き取った野口を一枚財布に戻すと
未だ土下座を続けている少年に投げ返した
そして立ち去るそぶりを見せて一言
「その金でいい虫取り網での買いな!!」
エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?
何それ、その金もともとその子のお金だろ
格好いいつもりかもしれないけど、ハッキリ言って喜劇だよ、それじゃ!!
386 :1 :2007/05/31(木) 23:21:10.81 ID:l80CfBMY0(136)
「今日の収入8520円…
お茶54本分か」
42本です…
計算できないのか、こいつ
こいつ、お茶以外に買うもの無いんだろうか?
391 :1 :2007/05/31(木) 23:26:52.05 ID:l80CfBMY0(136)
サトシはどうやらニビシティに戻るらしい
サトシ的にはもう用件は済んだのかもしれないが
こっちはまだ用が残っている
何しろあと1レベルで煙幕を覚えられるのだ
ハッキリ言ってこれがあるのとないのではジム戦に大いに影響してくる
なんとしても習得したい!
409 :1 :2007/05/31(木) 23:40:12.13 ID:l80CfBMY0(136)
僕は恒例のジェスチャーでサトシを説得にかかった
しかしボディランゲージでは伝えることが難しく
僕自身何をしているのか分からなくなってきた
しかしサトシにはこの意味が伝わったらしい
「なに!?
煙幕を覚えたいから、レベルアップしたいだと?
……ふむ、よかろう、お茶代はいくらあってもありすぎることはない」
やっぱりお茶か、もうそれしかないな、こいつ
しかし、僕ですら意味不明になったジェスチャーでよくわかったな…
もしかして……NT!?
415 :1 :2007/05/31(木) 23:45:34.58 ID:l80CfBMY0(136)
なんとか煙幕を覚えてニビシティに帰ってきた僕たち
ポケモンセンターについた僕たちはしばしの休息を入れた後
ニビジムに歩を進めた
途中お茶を買うためSHOPに立ち寄った時、SHOPの横に立っていた男に声をかけられた
「なに、君は科学博物館に行ったことないのかね!!
それはいけないな、この街に来たら一度は入らないと!」
そう言ってサトシの手をつかむと強制的に博物館に連れて行った
「ちなみに子供は50円だよ!」
……子供を狙うとは悪質なキャッチだ
417 :1 :2007/05/31(木) 23:48:29.38 ID:l80CfBMY0(136)
サトシが科学博物館になんて興味を持つはずがない
この男の気を引きたければフィギュア博物館でも連れてこなければ
本当にあったら全額出してもいきそうだ
あ、全額な無いか、お茶が買えなくなるww
420 :1 :2007/05/31(木) 23:50:54.13 ID:l80CfBMY0(136)
サトシがニビジムの扉を開けた
遠くの壇上に立っている男がジムリーダーに違いない
近くにはキャンプボーイが立っている
ジムリーダーの側近だろうか?
サトシがジムリーダーに向って行こうとした時
入口付近にいた男が声をかけてきた
「オッス!
ポケモンチャンピオンを目指してみないか?
俺はトレーナーじゃない
しかし勝つためにばっちりアドバイスをって……ちょ…どこに行く!!」
男の話を無視して先に行くサトシ
すいません、うちの人、チャンピオンに興味ありませんから…
とりあえず、サトシに代わり頭を下げておく
423 :1 :2007/05/31(木) 23:53:39.92 ID:l80CfBMY0(136)
はじめはまっすぐ歩いていたかと思ったら、急に脇道に入っていくサトシ
どうやらキャンプボーイは無視を決め込むらしい
……まあいいか、ボス戦前に余計な戦闘をしたくはないし
さあいよいよボス戦だ!!
424 :1 :2007/05/31(木) 23:56:00.09 ID:l80CfBMY0(136)
「俺はニビジムリーダーのタケシ!
俺の固い意志はポケモンにも現れる!
硬くて我慢強い!………」
何気にやばいセリフだよな、これって…
それにしてのリーダーのタケシか
もう連載再開はないなかな?
結構好きだったのに
425 :1 :2007/05/31(木) 23:59:04.22 ID:l80CfBMY0(136)
タケシと戦闘になった
相手はイシツブテ
向こうは肉弾戦主体のポケモン
僕はまず煙幕を放った
これで僕に攻撃が届くことは限りなく少ない
イシツブテはまるくなるで防御力をアップさせた
僕がひっかく攻撃を繰り出すと、ほとんど効いてないのが分かる
僕がサトシにどうするか目線を送ると、サトシはこちらを向く代わりに
タケシに向かって叫んできた
「ふっ、ジムリーダーが聞いて呆れるな!!」
続く
ヒトカゲの憂鬱1
ヒトカゲの憂鬱2
体を起してみると倦怠感はあるものの
トキワの森でついた傷はすっかり全快していた
上体を起こし部屋を確認する
そんな中僕の視線はある一か所に集中した
肉だ…もといサトシだ
321 :1 :2007/05/31(木) 21:29:44.12 ID:l80CfBMY0(136)
机でPCをいじっている
こっそりと中身を確認
…またブログの更新か
この男、旅の情報を得ようという気はさらさら無いらしい
324 :1 :2007/05/31(木) 21:36:16.99 ID:l80CfBMY0(136)
サトシのブログの一部
今日私はトキワの森を攻略した
ここは多くのトレーナーが自分の力を試すべく闊歩した森である
私も幾度となくトレーナーに挑戦を申し込まれたが
そのことごとくを知恵と勇気と希望を糧に突破していた
私はポケモントレーナーとしての喜びを
この2日で全身に感じることができた
まさにトレーナー冥利に尽きるとはこのことである
……ブログに嘘書くなよ
325 :1 :2007/05/31(木) 21:38:13.98 ID:l80CfBMY0(136)
その後サトシは実家のときと同じくチャットルームに入った
しかし旅に出たってのにPCが手放せないとは……
あの驚異的な破壊力はともかく
精神はどこまでも引きこもりのそれらしい
326 :1 :2007/05/31(木) 21:43:41.31 ID:l80CfBMY0(136)
少佐:諸君、今晩はいい月夜だね
絶好のチャット日和だ
白目のない男:こんばんは、少佐
ブログ読みましたよ
旅は順調のようですね
アムロ:さすがだな!!
ラル:少佐はトレーナーとしてはまだ初心者ですよね
それなのにもう一流のポケモンマスターの領域に到達しているようとは…
さすがは少佐ですぜ
いや、あんたら褒めすぎですよー
330 :1 :2007/05/31(木) 21:54:53.17 ID:l80CfBMY0(136)
少佐:いや何、たまたま偶然が重なっての結果に過ぎんよ
僕のパートナーの活躍の賜物さ
おい、ちょっと待て、コラ!!
何がパートナーの賜物だ
僕のこと、徹底的に戦闘には出さなかったくせに…
おかげで僕は……未だに火の粉すら出せないんだぞ
あれ、変だな、前が霞んで見えない……
332 :1 :2007/05/31(木) 21:58:24.04 ID:l80CfBMY0(136)
少佐:ところで今日、新たな仲間が加わったことをこの場で報告しておこう
アムロ:新しい仲間?
ラル:新たなポケモンをゲットしたのですね!
それでいったい何をゲットしたんですか?
少佐:うむ、驚きたまえ
なんと「百式」だ
アムロ:ま、マジかよ、すげー!!!!
白目のない男:「百式」ですか!!
ラル:よかったですね、少佐
「百式」はいいポケモンですよ
百式で通じるとは…
もしかしてすべてのポケモンにMSの名を付けてるんじゃ……
333 :1 :2007/05/31(木) 22:03:02.23 ID:l80CfBMY0(136)
白目のない男:で、少佐は百式を進化させるおつもりで?
少佐:いや、進化させても、「改」にも「FA」にも成らないからな
進化させるつもりはない
ラル:ですよね、やっぱり
こいつら
可愛さが半減するから進化させない女トレーナーと同じ思考かよ…
キモさはだいぶ違うけど
335 :1 :2007/05/31(木) 22:05:26.53 ID:l80CfBMY0(136)
ようやくチャットも終わり
サトシも疲れたのかベッドに入ってきた
※僕とは違うベッド
そしてすぐに意識を手放したようだ
僕はサトシに目を向けながら
そういえばピカチュウをまだ見てないな〜
とか
アムロ・ラル・白目のない男ってきっとサトシの類友なんだろうな〜
とか考えていた
338 :1 :2007/05/31(木) 22:10:57.39 ID:l80CfBMY0(136)
「グアァ――――、ゴアァ――――――!!!!!」
……余計なことを考えないですぐに寝ればよかった
このいびきを忘れていた
近年、一年以上にわたって隣人に騒音を浴びせてきたおばさんの事例もあるし
精神的苦痛を理由に裁判を起こせば、きっと僕の勝訴は確実だ!!
340 :1 :2007/05/31(木) 22:18:18.62 ID:l80CfBMY0(136)
二日連続で最悪の目覚めだ
寝不足な上、再びサトシゾーンの出現に
僕の精神はキテルとこまで来ている
とりあえず、昨日センターの職員からご厚意でもらったシャツを
サトシのところに持って行った
その後、シャワーを浴びるようにジェスチャーを繰り返す
朝食も用意してやった
だらしない男に甲斐甲斐しく付きまとうパートナー
字面だけとれば、どこぞのギャルゲ・エロゲだな
字面だけとれば……
344 :1 :2007/05/31(木) 22:27:57.46 ID:l80CfBMY0(136)
朝食を取り終えた僕はと言うと
昨夜泊っていたセンターで一人休んでいた
たしかこの街にもジムがあるはずだから、
てっきり朝食後すぐに行くと思っていたら、
「僕は用事がある
お前はここで待機していたまえ」
と言われたのでジム戦に備えて倦怠感を払うべく横になっていた
うとうとしかけたその時、バンッと強烈にドアを開ける音で僕は目を覚ました
「ザク!! トキワの森に戻るぞ!」
346 :1 :2007/05/31(木) 22:31:53.42 ID:l80CfBMY0(136)
僕らは再びトキワの森を歩いている
何か忘れ物でもしたんだろうか?
気になってサトシのほうを向くと、僕の考えを察してくれたらしく
「トレーナーと戦いにいく!!」
と力強く宣言した
349 :1 :2007/05/31(木) 22:35:12.18 ID:l80CfBMY0(136)
いったい、どんな心境の変化か?
昨日、あそこまでトレーナーを避けていたサトシが
今になってトレーナーと戦うなんて…
少し考えたら納得の理由が浮かんできた
大方、さっき用事とやらで出て行った時、
ジムリーダーの強さを知ったに違いない
ジム戦ではさすがにサトシが戦う訳にはいかない
そのため、ようやく今になって僕を鍛えることにしたんだろう
全く、いずれはこうなることは最初から分かっていただろうに…
351 :1 :2007/05/31(木) 22:38:10.04 ID:l80CfBMY0(136)
とにかく早く火の粉を覚えたい
この森は虫系が多いから、火の粉なら効果は抜群だ
ほとんど一撃で倒すことができるだろう
森を歩いていると早速、トレーナーと遭遇した
あちらも僕等に気付いたようで、こっちに接近してくる
サトシも昨日とは打って変わって気合いを入れている
「ふっふっふっ、ようやく一人目のお茶の代金が来たようだな!」
……………えっ、お茶!?
358 :1 :2007/05/31(木) 22:44:10.47 ID:l80CfBMY0(136)
相手のレベルが低かったこともあり、
僕は初めて真剣勝負で勝利を収めることができた
そしてついにレベルは念願の7レベル
ようやく…ようやく火の粉が放てる
これでインファイトともお別れだ
昨日とは違った意味で目頭が熱くなり、僕は抑えるのに必死だった
「あーん!?!?
72円だ〜!? お茶のボトルがいくらか知らないのか?」
……聞こえない、聞こえない
僕はレベルが上がるならそれでいい
363 :1 :2007/05/31(木) 22:49:31.98 ID:l80CfBMY0(136)
火の粉を手に入れた僕はまさにこの森の王者だった
ほとんどのポケモンが一撃で倒されていく
変な快感に目覚めそうだ
いったい何人のトレーナーと戦っただろう
僕のレベルもすでに12を超してしまった
あと一つ上がれば、煙幕を覚えることができる
昨日まで火の粉火の粉言っていたのが嘘のようだ
そんな最中、見覚えのあるトレーナーと遭遇した
370 :1 :2007/05/31(木) 22:56:15.39 ID:l80CfBMY0(136)
「lll゚Д゚)ヒイィィィ!!!!!!」
昨日、サトシのフックをテンプルに食らった少年だ
いきなりの出会いに慌てふためいている
「少年よ、昨日は済まなかったな、少々先を急いでいたものでね
さあ、今日は存分に戦おう」
……今更さわやかな好青年気取っても遅いんだよ
何よりその体型と少佐マスクですべてが台無しだ
372 :1 :2007/05/31(木) 23:01:57.47 ID:l80CfBMY0(136)
麦わらの少年はいきなり座り込んだかと思うと
額を地面につけて土下座してきた
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
本当にごめんなさい!!
いくらでも謝ります! 世界中に謝ります! 神様仏様に謝ります
ですから本当に許してください! お願いします!!!」
少年はそう言うとポケットから財布を取り出し
震えながらこちらに渡してきた
………気の毒すぎてかける言葉も見当たらない
378 :1 :2007/05/31(木) 23:06:30.58 ID:l80CfBMY0(136)
これでは脅迫もいいところだ
いくらサトシでも、そんなもの受け取るはずが…
ちょ…あんた、何財布の中身数えてんの!!
しかも樋口と野口ちゃっかり抜き取ってるし
あんた、それ犯罪だって
381 :1 :2007/05/31(木) 23:10:12.09 ID:l80CfBMY0(136)
サトシは空になった財布を返そうとして、急にそれを止める
何を思ったのか抜き取った野口を一枚財布に戻すと
未だ土下座を続けている少年に投げ返した
そして立ち去るそぶりを見せて一言
「その金でいい虫取り網での買いな!!」
エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?
何それ、その金もともとその子のお金だろ
格好いいつもりかもしれないけど、ハッキリ言って喜劇だよ、それじゃ!!
386 :1 :2007/05/31(木) 23:21:10.81 ID:l80CfBMY0(136)
「今日の収入8520円…
お茶54本分か」
42本です…
計算できないのか、こいつ
こいつ、お茶以外に買うもの無いんだろうか?
391 :1 :2007/05/31(木) 23:26:52.05 ID:l80CfBMY0(136)
サトシはどうやらニビシティに戻るらしい
サトシ的にはもう用件は済んだのかもしれないが
こっちはまだ用が残っている
何しろあと1レベルで煙幕を覚えられるのだ
ハッキリ言ってこれがあるのとないのではジム戦に大いに影響してくる
なんとしても習得したい!
409 :1 :2007/05/31(木) 23:40:12.13 ID:l80CfBMY0(136)
僕は恒例のジェスチャーでサトシを説得にかかった
しかしボディランゲージでは伝えることが難しく
僕自身何をしているのか分からなくなってきた
しかしサトシにはこの意味が伝わったらしい
「なに!?
煙幕を覚えたいから、レベルアップしたいだと?
……ふむ、よかろう、お茶代はいくらあってもありすぎることはない」
やっぱりお茶か、もうそれしかないな、こいつ
しかし、僕ですら意味不明になったジェスチャーでよくわかったな…
もしかして……NT!?
415 :1 :2007/05/31(木) 23:45:34.58 ID:l80CfBMY0(136)
なんとか煙幕を覚えてニビシティに帰ってきた僕たち
ポケモンセンターについた僕たちはしばしの休息を入れた後
ニビジムに歩を進めた
途中お茶を買うためSHOPに立ち寄った時、SHOPの横に立っていた男に声をかけられた
「なに、君は科学博物館に行ったことないのかね!!
それはいけないな、この街に来たら一度は入らないと!」
そう言ってサトシの手をつかむと強制的に博物館に連れて行った
「ちなみに子供は50円だよ!」
……子供を狙うとは悪質なキャッチだ
417 :1 :2007/05/31(木) 23:48:29.38 ID:l80CfBMY0(136)
サトシが科学博物館になんて興味を持つはずがない
この男の気を引きたければフィギュア博物館でも連れてこなければ
本当にあったら全額出してもいきそうだ
あ、全額な無いか、お茶が買えなくなるww
420 :1 :2007/05/31(木) 23:50:54.13 ID:l80CfBMY0(136)
サトシがニビジムの扉を開けた
遠くの壇上に立っている男がジムリーダーに違いない
近くにはキャンプボーイが立っている
ジムリーダーの側近だろうか?
サトシがジムリーダーに向って行こうとした時
入口付近にいた男が声をかけてきた
「オッス!
ポケモンチャンピオンを目指してみないか?
俺はトレーナーじゃない
しかし勝つためにばっちりアドバイスをって……ちょ…どこに行く!!」
男の話を無視して先に行くサトシ
すいません、うちの人、チャンピオンに興味ありませんから…
とりあえず、サトシに代わり頭を下げておく
423 :1 :2007/05/31(木) 23:53:39.92 ID:l80CfBMY0(136)
はじめはまっすぐ歩いていたかと思ったら、急に脇道に入っていくサトシ
どうやらキャンプボーイは無視を決め込むらしい
……まあいいか、ボス戦前に余計な戦闘をしたくはないし
さあいよいよボス戦だ!!
424 :1 :2007/05/31(木) 23:56:00.09 ID:l80CfBMY0(136)
「俺はニビジムリーダーのタケシ!
俺の固い意志はポケモンにも現れる!
硬くて我慢強い!………」
何気にやばいセリフだよな、これって…
それにしてのリーダーのタケシか
もう連載再開はないなかな?
結構好きだったのに
425 :1 :2007/05/31(木) 23:59:04.22 ID:l80CfBMY0(136)
タケシと戦闘になった
相手はイシツブテ
向こうは肉弾戦主体のポケモン
僕はまず煙幕を放った
これで僕に攻撃が届くことは限りなく少ない
イシツブテはまるくなるで防御力をアップさせた
僕がひっかく攻撃を繰り出すと、ほとんど効いてないのが分かる
僕がサトシにどうするか目線を送ると、サトシはこちらを向く代わりに
タケシに向かって叫んできた
「ふっ、ジムリーダーが聞いて呆れるな!!」
続く
ヒトカゲの憂鬱1
ヒトカゲの憂鬱2
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