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お前らが今までみた中で最高のドラマってなに?
教室で盛大にゲロ吐いた書籍化のお知らせ
719 :1 :2007/06/01(金) 16:21:14.81 ID:J2T+Edop0(75)
僕はゼニガメを見送った、そろそろ集合の時間なんだそうだ
僕はゼニガメを見送った、そろそろ集合の時間なんだそうだ
「おにいたま……」
木の蔭からリンが顔を出してくる
そういえばすっかりリンのことを置き去りにしていたな
悪いことをしてしまった
「ごめんな、リン! ひとりで置いていっちゃったりして……」
「んーん、いいの
今の人、おにいたまの大事な人なんでしょ?」
「うん、大事な大事な親友だよ」
僕はそう言うとリンの手を取った
「帰ろうか?」
「うん!!」
夕焼けの中、二人の影がどこか物悲しさを誘っていた
少佐改め大佐:諸君、今後私のことは大佐と呼びたまえ!!!!
……シリアスが台無しだ
720 :1 :2007/06/01(金) 16:23:41.28 ID:J2T+Edop0(75)
大佐:諸君、先日私のポケモンであるザクがゲルググに進化した
それを踏まえて今後私は大佐を名乗ろうと思う
アムロ:やったな、シャア!!
これで戦力的にも大いにランクアップしたな
ラル:おめでとうございます
これで我々の悲願成就もさらに前進したことになりますな!!
大佐:うむ!!
頼りないかもしれないが今後とも私に付いてきてくれ
アムロ:もちろんだとも!!
ラル:当然ですぜ!!
ああ………ホント、友情って美しいなあ
723 :1 :2007/06/01(金) 16:32:43.63 ID:J2T+Edop0(75)
大佐:ところで今日はブライト君は居ないのかね?
アムロ:あー、そういえばいないな……!?
ラル:ブライトさんなら何でも今日はお客さんが来るそうでこちらに来れないとか……
大佐:そうか……ブライト君にも共に喜んでほしかったが……
まあ次の機会でもいいだろう!!
アムロ:だな
みんなでパーっと驚かしてやろうぜ!!
ラル:ですな
大佐:もうこんな時間か……
もっと語り合いたかったが、明日はジム戦が控えているからね
今日はこのくらいにしておこう
ラル:そうですね
ジム戦、頑張ってください!!
アムロ:負けんなよ、シャア!!
大佐:無論だとも
では
727 :1 :2007/06/01(金) 16:34:43.49 ID:J2T+Edop0(75)
早めの夕食をとった僕らは、明日に備えて早く寝ることにした
リンとサトシは部屋でそれぞれ可愛く・けたたましく寝息を立てている
僕も早く寝たかったが、何としても今日中にやらねばならぬことがある
今日やらなきゃ一生後悔するだろう
溜まっている服を洗濯しないと……
729 :1 :2007/06/01(金) 16:38:19.20 ID:J2T+Edop0(75)
僕たちはとうとうハナダジムにやってきた
ドアを開けると、中は巨大なプールになっていた
僕らが足を踏み入れると、
「おーす! 未来のチャンピオン」
とニビジムのドアの前にいたアドバイス男が待ち構えていた
……ちょっと待て、なんかおかしくないか!?
731 :1 :2007/06/01(金) 16:40:46.72 ID:J2T+Edop0(75)
男がアドバイスをくれるのは別にかまわない
しかし、それって僕たちだけにする訳じゃなく、
ジムに来るトレーナー全員にするわけだろ
てことは、どのジムにも一人ずつ配備されなきゃならないはずなのに…
ニビジムのアドバイザーがここにいるのっておかしくない?
これからニビジムを訪れた人にはどうするんだろう?
もしかして……新手のストーカーか!?
735 :1 :2007/06/01(金) 16:45:39.34 ID:J2T+Edop0(75)
案の定、サトシは男を無視して先に進んでいく
この間は、ちょっと気の毒に思ってお辞儀をしたけど
いったん疑惑が湧くと、そのお辞儀ですら躊躇われる
僕も男を無視してサトシの後をついて行くと、
後ろではリンがしっかりと謝っていた
737 :1 :2007/06/01(金) 16:50:14.22 ID:J2T+Edop0(75)
リーダーのほかに二人のトレーナーの姿が確認できるが
サトシはやはり戦う気はないらしい
一直線でリーダーを目指していく
まあ……今後一月に一度、10000も入ってくるしな
無理に稼ぐ必要も無いのかもしれないが……
739 :1 :2007/06/01(金) 16:53:47.52 ID:J2T+Edop0(75)
リーダーの前に着いた僕たち
そんな僕たちにリーダーはふてぶてしく言い放つ
「私はカスミ!!
ねえ、ポケモンを育てるときどんなことに気を付けてる?
私は水系のポケモンに力を注いでる
あなたにはそんなポリシーがあるかしら!!」
なるほど、それでジム全体がプールになってるのか!!
そんなことを考えていたらサトシが一歩前に出ると
カスミの挑発に真っ向から食ってかかった
「ふっ、ポリシーだと!!
よりにもよってそれを僕に聞くとはな……
いいだろう、教えてやる、僕のポリシーは……
MS軍団だ!!!」
……まあそんなところだと思ってました
742 :1 :2007/06/01(金) 16:57:52.93 ID:J2T+Edop0(75)
「MS…軍団??」
カスミはおそらくはじめて聞いたであろう言葉に首を傾げる
ああ、この様子は完全に堅気だな
これ以上の深みには入ってこないほうがいい
絶対に堅気には戻れなくなるから……
743 :1 :2007/06/01(金) 17:01:02.94 ID:J2T+Edop0(75)
こっちの戦力がうまく掴めなくて一瞬焦る様子を見せたカスミだったが
さすがはジムリーダーと言うべきか、すぐに冷静さを取り戻してきた
尤も、それは何が来ようと打ち破るという絶対的な自信の表れか
はたまたただのハッタリかは分からないが…
「行きなさい!!」
との掛け声と共にヒトデマンを繰り出してきた
僕がそんなヒトデマンに向かっていこうとすると、
サトシが僕を引き留める
「……お前じゃないだろう!?」
744 :1 :2007/06/01(金) 17:02:52.27 ID:J2T+Edop0(75)
「百式、お前が行け!!」
……やはりそうなるか
確かに水系には電気だが、リンにジム戦を任すのは躊躇われた
尤もそれは能力が劣っているからとかそういう理由からではなく
リン一人に重い責任を押し付けるのは年長者として、
また男としてどうかという僕の自己満足の表れに過ぎない
だからこそ相性の差はあろうと僕が行こうと思ったんだが……
サトシはちゃんと相性差を知っていたらしい
最近、少しだけ分かってきたことがある
サトシは性格や態度は壊滅的だが、知識はそれなりのものが有るということを
747 :1 :2007/06/01(金) 17:06:55.68 ID:J2T+Edop0(75)
僕がリンの顔を覗き込むとリンは笑顔で
「大丈夫ですよ、おにいたま!!」
を答え、ヒトデマンに向かっていった
リン、がんばれ!!
758 :1 :2007/06/01(金) 17:13:35.44 ID:J2T+Edop0(75)
リンの現在レベルは16
電気タイプの持ち技はでんきショックしか持っていない
攻撃技としてでんこうせっかも持ってはいるが相性の関係上
攻撃は電気ショックに絞られるだろう
相手は不利な属性でもリンより2レベル高い
しかもあとにはまだポケモンが控えている
決して余裕の持てる戦闘ではない
そしてついに戦闘が開始された
763 :1 :2007/06/01(金) 17:18:09.58 ID:J2T+Edop0(75)
リンの最大の見せ場はスピードだ
開始早々、かけぶんしんで自分の回避率を高めると
中距離レンジから電気ショックを連続してはなっていく
しかしヒトデマンのスピードも相当なもので
尚且つみずでっぽうによる遠距離からの攻撃もしっかりと放つことができる
効果は普通でもレベルが高い分、重い一撃を喰らわせられる
互いに一進一退の攻防が続く中、均衡が破れたのはヒトデマンが動いてからだった
かげぶんしんによって全く的を絞れないヒトデマンは一か八かに賭けて、
近距離から体当たりを食らわせる策に出たのである
しかしそれをぎりぎりでかわしたリンは瞬時にでんこうせっかを当てて
体勢を崩させると、その流れのままに電気ショックをぶち当てた
何とか自己再生を試みようとしたヒトデマンだったが
自己再生をする間を狙ってでんこうせっかが決まり、ヒトデマンを再起不能に陥れた
第一ラウンドはリンが勝利を物にした
767 :1 :2007/06/01(金) 17:23:16.29 ID:J2T+Edop0(75)
「なかなかやるじゃない!!
でも次はそう簡単にはいかないわ」
続いてボールから飛び出したのはスターミーだ
ヒトデマンの進化形であるスターミーも、ヒトデマンに輪をかけて厄介なポケモンだ
自己再生はもとより、何より厄介なのはスピードスターの存在だ
攻撃力は大したことはないが、
どんな手段を用いてもかわすことのできない、追尾式の飛び道具だ
スターミーの欠点と言えば近接戦闘ができない事くらいか……
とにかくリンに任せるしかない
頼むぞ、リン!!
768 :1 :2007/06/01(金) 17:25:54.76 ID:J2T+Edop0(75)
第二幕が始まった
リンは再び、かげぶんしんで回避を高めると、
今度は最初からスターミーに突進していった
僕の考えと同じく近接戦闘を重視した戦いにシフトしたらしい
上に下に左に右に……有象無象に走り回り、少しずつ距離を詰めていくリン
しかし……
「スターミー、スピードスターよ!!」
カスミの号令に合わせて、スピードスターを放つスターミー
スピードスターは動き回る分身を避け、リンの体を的確に突き刺していく
空中で直撃を食らったリンはそのまま地面に落ちていった
776 :1 :2007/06/01(金) 17:37:43.12 ID:J2T+Edop0(75)
「リン!!」
焦ってつい声を上げてしまったが、
攻撃力そのものは低いようでリンはゆっくりと立ち上がった
そして再び接近戦に持ち込もうとするリン
スターミー目掛けて突進していくが、かわせないことが分かっているからか
リンは放たれるスピードスターをその身に受けながら接近すると
至近距離で電気ショックを思いっきり浴びせこんだ
さすがにレベル差もあるし、一撃では倒せないと思ったリンは
再度電気ショックをため込むも、それは無駄になった
それはどうやら、運よく急所に当たったらしく、
スターミーの巨体はズズズッと音をたて地面に沈んでいった
カスミはスターミーの元に駆け寄って、
スターミーをなでながら首を横に振ってきた
「……私の負けね!!」
777 :1 :2007/06/01(金) 17:39:43.56 ID:J2T+Edop0(75)
リンは満身創痍ながらもしっかりと自分の足で戻ってきた
それにしても肝の冷えた勝負だった
あと一回スピードスターをくらっていれば、おそらく自分に番が回ってきたことだろう
運も多分に含んでの一戦だった
それと同時に相性がいかに勝負を左右するかということも
実践を目の当たりにして知ることか出来た
あのまま僕が出ていたらレベル差など関係なしにやられていただろうなあ
リン、本当にごくろうさん!!
781 :1 :2007/06/01(金) 17:42:57.66 ID:J2T+Edop0(75)
「バッジと賞金よ」
カスミからそれらを受け取ったサトシは、返す足でジムを後にする
僕らもそれに続いてジムを出ようとすると、
「待って…」
とカスミに止められた
「何だね?」
「最後に教えてちょうだい
あなたが言ってたMS軍団って一体……?」
ちょ…それは不味いって
一度踏み込んだら二度と出られない茨の森ですよー
しかしサトシはカスミに教える気はないのか、再び歩き出しながら一言
「この世界に飛び込んでくる気なら覚悟を決めてから来ることだ!!」
と言い放ち、ジムを去って行った
サトシ
……少しだけかっこいいよ……めちゃくちゃかっこ悪いくせに
788 :1 :2007/06/01(金) 17:46:58.37 ID:J2T+Edop0(75)
ポケモンセンターに戻ったリンは傷の手当を受けると
すぐに寝てしまった
まあ、無理もないか
まだ幼く体か完全に出来上がってないのだろう
それなのによくやったよ、お前は…
サトシもそれが分かっているのか明日もオフにするとのことだ
それだけ告げるとPCに張り付く
サトシの嘘ブログを見ていても仕方がないので、
昨日こっそり抜いておいた野口を数枚握りしめると
SHOPに駆け込んだ
売り切れてないといいが……脱臭剤!!
続く
ヒトカゲの憂鬱1
ヒトカゲの憂鬱2
ヒトカゲの憂鬱3
ヒトカゲの憂鬱4
ヒトカゲの憂鬱5


木の蔭からリンが顔を出してくる
そういえばすっかりリンのことを置き去りにしていたな
悪いことをしてしまった
「ごめんな、リン! ひとりで置いていっちゃったりして……」
「んーん、いいの
今の人、おにいたまの大事な人なんでしょ?」
「うん、大事な大事な親友だよ」
僕はそう言うとリンの手を取った
「帰ろうか?」
「うん!!」
夕焼けの中、二人の影がどこか物悲しさを誘っていた
少佐改め大佐:諸君、今後私のことは大佐と呼びたまえ!!!!
……シリアスが台無しだ
720 :1 :2007/06/01(金) 16:23:41.28 ID:J2T+Edop0(75)
大佐:諸君、先日私のポケモンであるザクがゲルググに進化した
それを踏まえて今後私は大佐を名乗ろうと思う
アムロ:やったな、シャア!!
これで戦力的にも大いにランクアップしたな
ラル:おめでとうございます
これで我々の悲願成就もさらに前進したことになりますな!!
大佐:うむ!!
頼りないかもしれないが今後とも私に付いてきてくれ
アムロ:もちろんだとも!!
ラル:当然ですぜ!!
ああ………ホント、友情って美しいなあ
723 :1 :2007/06/01(金) 16:32:43.63 ID:J2T+Edop0(75)
大佐:ところで今日はブライト君は居ないのかね?
アムロ:あー、そういえばいないな……!?
ラル:ブライトさんなら何でも今日はお客さんが来るそうでこちらに来れないとか……
大佐:そうか……ブライト君にも共に喜んでほしかったが……
まあ次の機会でもいいだろう!!
アムロ:だな
みんなでパーっと驚かしてやろうぜ!!
ラル:ですな
大佐:もうこんな時間か……
もっと語り合いたかったが、明日はジム戦が控えているからね
今日はこのくらいにしておこう
ラル:そうですね
ジム戦、頑張ってください!!
アムロ:負けんなよ、シャア!!
大佐:無論だとも
では
727 :1 :2007/06/01(金) 16:34:43.49 ID:J2T+Edop0(75)
早めの夕食をとった僕らは、明日に備えて早く寝ることにした
リンとサトシは部屋でそれぞれ可愛く・けたたましく寝息を立てている
僕も早く寝たかったが、何としても今日中にやらねばならぬことがある
今日やらなきゃ一生後悔するだろう
溜まっている服を洗濯しないと……
729 :1 :2007/06/01(金) 16:38:19.20 ID:J2T+Edop0(75)
僕たちはとうとうハナダジムにやってきた
ドアを開けると、中は巨大なプールになっていた
僕らが足を踏み入れると、
「おーす! 未来のチャンピオン」
とニビジムのドアの前にいたアドバイス男が待ち構えていた
……ちょっと待て、なんかおかしくないか!?
731 :1 :2007/06/01(金) 16:40:46.72 ID:J2T+Edop0(75)
男がアドバイスをくれるのは別にかまわない
しかし、それって僕たちだけにする訳じゃなく、
ジムに来るトレーナー全員にするわけだろ
てことは、どのジムにも一人ずつ配備されなきゃならないはずなのに…
ニビジムのアドバイザーがここにいるのっておかしくない?
これからニビジムを訪れた人にはどうするんだろう?
もしかして……新手のストーカーか!?
735 :1 :2007/06/01(金) 16:45:39.34 ID:J2T+Edop0(75)
案の定、サトシは男を無視して先に進んでいく
この間は、ちょっと気の毒に思ってお辞儀をしたけど
いったん疑惑が湧くと、そのお辞儀ですら躊躇われる
僕も男を無視してサトシの後をついて行くと、
後ろではリンがしっかりと謝っていた
737 :1 :2007/06/01(金) 16:50:14.22 ID:J2T+Edop0(75)
リーダーのほかに二人のトレーナーの姿が確認できるが
サトシはやはり戦う気はないらしい
一直線でリーダーを目指していく
まあ……今後一月に一度、10000も入ってくるしな
無理に稼ぐ必要も無いのかもしれないが……
739 :1 :2007/06/01(金) 16:53:47.52 ID:J2T+Edop0(75)
リーダーの前に着いた僕たち
そんな僕たちにリーダーはふてぶてしく言い放つ
「私はカスミ!!
ねえ、ポケモンを育てるときどんなことに気を付けてる?
私は水系のポケモンに力を注いでる
あなたにはそんなポリシーがあるかしら!!」
なるほど、それでジム全体がプールになってるのか!!
そんなことを考えていたらサトシが一歩前に出ると
カスミの挑発に真っ向から食ってかかった
「ふっ、ポリシーだと!!
よりにもよってそれを僕に聞くとはな……
いいだろう、教えてやる、僕のポリシーは……
MS軍団だ!!!」
……まあそんなところだと思ってました
742 :1 :2007/06/01(金) 16:57:52.93 ID:J2T+Edop0(75)
「MS…軍団??」
カスミはおそらくはじめて聞いたであろう言葉に首を傾げる
ああ、この様子は完全に堅気だな
これ以上の深みには入ってこないほうがいい
絶対に堅気には戻れなくなるから……
743 :1 :2007/06/01(金) 17:01:02.94 ID:J2T+Edop0(75)
こっちの戦力がうまく掴めなくて一瞬焦る様子を見せたカスミだったが
さすがはジムリーダーと言うべきか、すぐに冷静さを取り戻してきた
尤も、それは何が来ようと打ち破るという絶対的な自信の表れか
はたまたただのハッタリかは分からないが…
「行きなさい!!」
との掛け声と共にヒトデマンを繰り出してきた
僕がそんなヒトデマンに向かっていこうとすると、
サトシが僕を引き留める
「……お前じゃないだろう!?」
744 :1 :2007/06/01(金) 17:02:52.27 ID:J2T+Edop0(75)
「百式、お前が行け!!」
……やはりそうなるか
確かに水系には電気だが、リンにジム戦を任すのは躊躇われた
尤もそれは能力が劣っているからとかそういう理由からではなく
リン一人に重い責任を押し付けるのは年長者として、
また男としてどうかという僕の自己満足の表れに過ぎない
だからこそ相性の差はあろうと僕が行こうと思ったんだが……
サトシはちゃんと相性差を知っていたらしい
最近、少しだけ分かってきたことがある
サトシは性格や態度は壊滅的だが、知識はそれなりのものが有るということを
747 :1 :2007/06/01(金) 17:06:55.68 ID:J2T+Edop0(75)
僕がリンの顔を覗き込むとリンは笑顔で
「大丈夫ですよ、おにいたま!!」
を答え、ヒトデマンに向かっていった
リン、がんばれ!!
758 :1 :2007/06/01(金) 17:13:35.44 ID:J2T+Edop0(75)
リンの現在レベルは16
電気タイプの持ち技はでんきショックしか持っていない
攻撃技としてでんこうせっかも持ってはいるが相性の関係上
攻撃は電気ショックに絞られるだろう
相手は不利な属性でもリンより2レベル高い
しかもあとにはまだポケモンが控えている
決して余裕の持てる戦闘ではない
そしてついに戦闘が開始された
763 :1 :2007/06/01(金) 17:18:09.58 ID:J2T+Edop0(75)
リンの最大の見せ場はスピードだ
開始早々、かけぶんしんで自分の回避率を高めると
中距離レンジから電気ショックを連続してはなっていく
しかしヒトデマンのスピードも相当なもので
尚且つみずでっぽうによる遠距離からの攻撃もしっかりと放つことができる
効果は普通でもレベルが高い分、重い一撃を喰らわせられる
互いに一進一退の攻防が続く中、均衡が破れたのはヒトデマンが動いてからだった
かげぶんしんによって全く的を絞れないヒトデマンは一か八かに賭けて、
近距離から体当たりを食らわせる策に出たのである
しかしそれをぎりぎりでかわしたリンは瞬時にでんこうせっかを当てて
体勢を崩させると、その流れのままに電気ショックをぶち当てた
何とか自己再生を試みようとしたヒトデマンだったが
自己再生をする間を狙ってでんこうせっかが決まり、ヒトデマンを再起不能に陥れた
第一ラウンドはリンが勝利を物にした
767 :1 :2007/06/01(金) 17:23:16.29 ID:J2T+Edop0(75)
「なかなかやるじゃない!!
でも次はそう簡単にはいかないわ」
続いてボールから飛び出したのはスターミーだ
ヒトデマンの進化形であるスターミーも、ヒトデマンに輪をかけて厄介なポケモンだ
自己再生はもとより、何より厄介なのはスピードスターの存在だ
攻撃力は大したことはないが、
どんな手段を用いてもかわすことのできない、追尾式の飛び道具だ
スターミーの欠点と言えば近接戦闘ができない事くらいか……
とにかくリンに任せるしかない
頼むぞ、リン!!
768 :1 :2007/06/01(金) 17:25:54.76 ID:J2T+Edop0(75)
第二幕が始まった
リンは再び、かげぶんしんで回避を高めると、
今度は最初からスターミーに突進していった
僕の考えと同じく近接戦闘を重視した戦いにシフトしたらしい
上に下に左に右に……有象無象に走り回り、少しずつ距離を詰めていくリン
しかし……
「スターミー、スピードスターよ!!」
カスミの号令に合わせて、スピードスターを放つスターミー
スピードスターは動き回る分身を避け、リンの体を的確に突き刺していく
空中で直撃を食らったリンはそのまま地面に落ちていった
776 :1 :2007/06/01(金) 17:37:43.12 ID:J2T+Edop0(75)
「リン!!」
焦ってつい声を上げてしまったが、
攻撃力そのものは低いようでリンはゆっくりと立ち上がった
そして再び接近戦に持ち込もうとするリン
スターミー目掛けて突進していくが、かわせないことが分かっているからか
リンは放たれるスピードスターをその身に受けながら接近すると
至近距離で電気ショックを思いっきり浴びせこんだ
さすがにレベル差もあるし、一撃では倒せないと思ったリンは
再度電気ショックをため込むも、それは無駄になった
それはどうやら、運よく急所に当たったらしく、
スターミーの巨体はズズズッと音をたて地面に沈んでいった
カスミはスターミーの元に駆け寄って、
スターミーをなでながら首を横に振ってきた
「……私の負けね!!」
777 :1 :2007/06/01(金) 17:39:43.56 ID:J2T+Edop0(75)
リンは満身創痍ながらもしっかりと自分の足で戻ってきた
それにしても肝の冷えた勝負だった
あと一回スピードスターをくらっていれば、おそらく自分に番が回ってきたことだろう
運も多分に含んでの一戦だった
それと同時に相性がいかに勝負を左右するかということも
実践を目の当たりにして知ることか出来た
あのまま僕が出ていたらレベル差など関係なしにやられていただろうなあ
リン、本当にごくろうさん!!
781 :1 :2007/06/01(金) 17:42:57.66 ID:J2T+Edop0(75)
「バッジと賞金よ」
カスミからそれらを受け取ったサトシは、返す足でジムを後にする
僕らもそれに続いてジムを出ようとすると、
「待って…」
とカスミに止められた
「何だね?」
「最後に教えてちょうだい
あなたが言ってたMS軍団って一体……?」
ちょ…それは不味いって
一度踏み込んだら二度と出られない茨の森ですよー
しかしサトシはカスミに教える気はないのか、再び歩き出しながら一言
「この世界に飛び込んでくる気なら覚悟を決めてから来ることだ!!」
と言い放ち、ジムを去って行った
サトシ
……少しだけかっこいいよ……めちゃくちゃかっこ悪いくせに
788 :1 :2007/06/01(金) 17:46:58.37 ID:J2T+Edop0(75)
ポケモンセンターに戻ったリンは傷の手当を受けると
すぐに寝てしまった
まあ、無理もないか
まだ幼く体か完全に出来上がってないのだろう
それなのによくやったよ、お前は…
サトシもそれが分かっているのか明日もオフにするとのことだ
それだけ告げるとPCに張り付く
サトシの嘘ブログを見ていても仕方がないので、
昨日こっそり抜いておいた野口を数枚握りしめると
SHOPに駆け込んだ
売り切れてないといいが……脱臭剤!!
続く
ヒトカゲの憂鬱1
ヒトカゲの憂鬱2
ヒトカゲの憂鬱3
ヒトカゲの憂鬱4
ヒトカゲの憂鬱5


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この記事へのコメント
最後の絵wwwwwwwwwwww
2007/06/01(金) 22:29 | URL | #-[ 編集]
きめぇwwwwwwww
2007/06/01(金) 23:02 | URL | アフォな名無し #-[ 編集]
絵師www
2007/06/02(土) 00:40 | URL | (=・・=) #-[ 編集]
サトシきめぇwwwwwwwwww
絵師さん今度はリンもお願いします
絵師さん今度はリンもお願いします
2007/06/02(土) 00:56 | URL | アフォな名無し #-[ 編集]
サトシきめぇwwwwwwwwwwwww
2007/06/02(土) 01:24 | URL | アフォな名無し #-[ 編集]
サトシwwwww
2007/06/02(土) 05:27 | URL | 名無し!! #-[ 編集]
これも載せてくれよ
http://c-au.2ch.net/test/-/news4vip/1180707338/10-
http://c-au.2ch.net/test/-/news4vip/1180707338/10-
2007/06/02(土) 07:31 | URL | アフォな名無し #2NKnmN5w[ 編集]
誰か次スレしらない?
2007/06/02(土) 07:49 | URL | アフォな名無し #I6xHGXnw[ 編集]
次スレたってないな
2007/06/02(土) 09:41 | URL | 名無しinVIP #-[ 編集]
次スレ立てたお
「ヒトカゲの溜息」
「ヒトカゲの溜息」
2007/06/02(土) 09:50 | URL | アフォな名無し #mQop/nM.[ 編集]
↑
探すの大変だから貼っとく
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1180745163/
探すの大変だから貼っとく
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1180745163/
2007/06/02(土) 10:07 | URL | アフォな名無し #mQop/nM.[ 編集]
>>米欄11
誘導ありがとう。
そろそろまとめ作業はじめます。
誘導ありがとう。
そろそろまとめ作業はじめます。
2007/06/02(土) 12:12 | URL | ぴろゆき@管理人 #-[ 編集]
サトシwwwwwww
2007/06/02(土) 14:53 | URL | #-[ 編集]
サトシきもwwwwwwwwwww
2009/06/04(木) 10:18 | URL | アフォな名無し #-[ 編集]
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