ヘッドラインだよ〜ん
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教室で盛大にゲロ吐いた書籍化のお知らせ
3 :1 :2007/06/02(土) 09:55:53.96 ID:0Kx4ZtTn0(29)
今日は丸一日のオフ
今日は丸一日のオフ
特にすることもないので、リンに何かしたいか尋ねたら
昨日の疲れがあるので今日は一日部屋で休んでいるとのことだ
まあ僕も得にすることもないし街ももう見るところもないので
部屋でゆっくり英気を養うことにした
と言ってもリンはお昼寝中だしサトシは相変わらずPC三昧だ
さて、何をするかなー!?
7 :1 :2007/06/02(土) 10:01:43.34 ID:0Kx4ZtTn0(29)
最初に目に留まったのはサトシのアニメDVDだ
暇だしこれでも見てゆっくり過ごすとしよう
数多くのDVDがあるもののどれがいいかなんてわからない僕は
適当に選んだ一本を再生した
面白くなければすぐに変えればいい
……さく………カードキャ……レリー………
……………ケロち…フラ…………とも…
…カメラ………クロウカー……
……………
…………………
………………………
ふー……えっと、DVDの第2巻は……
13 :1 :2007/06/02(土) 10:08:24.48 ID:0Kx4ZtTn0(29)
翌日の朝
「おにいたま、大丈夫?」
リンが心配そうに尋ねてくる
「大丈夫だよ!! まだまだ若いんだから……」
そんな僕の眼の下にはクマがびっしりだ
これが若さゆえの過ちということか!!
20 :1 :2007/06/02(土) 10:14:54.38 ID:0Kx4ZtTn0(29)
〜回想〜
DVDの4巻が見当たらなかった僕はサトシにそれを訪ねた
サトシは相変わらずPCに釘付でチャットをしていた
終わったら貸すと言われたので、
チャット様子を見ながら終わるのを待っていた
23 :1 :2007/06/02(土) 10:22:10.40 ID:0Kx4ZtTn0(29)
大佐:諸君、今日もすがすがしい陽気だね
絶好のチャット日和だ
ラル:本当ですな
こういう日はキーボードを叩くだけで気持ちがいいものです
アムロ:まったくだぜ!!
………この部屋、日が射してないんですが
27 :1 :2007/06/02(土) 10:26:47.66 ID:0Kx4ZtTn0(29)
ラル:ところで大佐、聞きましたか、例の話…
大佐:例の話?
いったい何のことだね?
ラル:大佐は今ハナダシティにいるんですよね?
何でも最近ハナダシティで例のポケモンが目撃されたそうです
大佐:例のポケモン?
ラル:あの“白い悪魔”です
大佐:なっ……あのRX−78が出たというのか!!!
アムロ:ま、まじかよ!!!
だってあれはポケモン研究の象徴ともいえるポケモンだろ?
世界にたった一匹しかいないし、
しかも研究所で厳重に管理されているはずじゃ……
28 :1 :2007/06/02(土) 10:36:48.01 ID:0Kx4ZtTn0(29)
ラル:真相の程はわかりません、目撃者の見間違いということもありますし…
ただ結構目撃者が多いのでテレビが研究所に取材に行ったところ
研究所職員は大慌てだったそうですぜ
アムロ:それって脱走したってことか??
ラル:研究所からの回答は
「一切の不備がないことをこの場で明言させていただく」
とのことですが、RX−78を見せてほしいという記者の質問に
「一身上の都合によりお答えを差し控えさせていただく」
と全く取り合ってくれないとか……
大佐:我々がジムに挑んでいる間にそんなことがあったとは……
しかし確かに気にはなるが我々にはどうしようもないな
RX−78のビームライフルは戦艦並みだ
欲しいが、もし出会っても我々の戦力ではゲットできん!!
アムロ:だな!!
まあ、危ない橋を渡ることもないだろ
俺たちの夢には関係のない話さ!!
大佐:そういうことだ!
34 :1 :2007/06/02(土) 10:50:19.74 ID:0Kx4ZtTn0(29)
大佐:ところで今日もブライト君の姿が見えないが……
まだお客とやらが帰っていないのかね?
ラル:それが連絡を取ろうとしているんですが、
連絡が取れないんですよ
アムロ:どこかに出かけてるんじゃないか?
ラル:いや、それにしても連絡がつかないのは考えにくいですぜ
彼はPCと携帯がないところでは生活できない典型的な厨人間だ
なにかあったんですかね?
大佐:……分った、私が様子を見てこよう
ちょうど位置的にも近い
明日、行ってみることにしよう!
ラル:お願いします、大佐
アムロ:悪い、頼むな!!
大佐:うむ、任せておけ!!
……電子のつながりって薄っぺらいはずなのに、こいつらと来たら
42 :1 :2007/06/02(土) 11:01:45.47 ID:0Kx4ZtTn0(29)
ハナダシティと24番道路をつなぐ橋に差し掛かると
向こうから見覚えのある人間がこちらに向かってきた
あれは……シゲル!!
「げっ……サトシ!!」
サトシを見たときの第一声は相変わらずのようだ
「シゲルか!」
「ふ、サトシ、この先に行っても何もないぜ!!
それよりどれだけ強くなったか試してやるよ
来な!!」
なかなか好戦的な性格だ
最初の戦いでサトシに敗れたってのが今でも尾を引いているに違いない
それにしても戦闘か……
「もし今度俺たちが戦うことになったら……真剣勝負をしてくれ!!」
ゼニガメは出てくるのかな?
44 :1 :2007/06/02(土) 11:08:03.95 ID:0Kx4ZtTn0(29)
「行け、アレン※!!」
※ピジョンの名前です
シゲルの投げたボールからピジョンが勢いよく現れる
シゲルは自信満々のようだが、僕からすれがあまり強そうには見えない
カスミのスターミーに比べれば、かなりレベルに差があるようだ
リンも同じ考えだったらしく
「おにいたま、私がいきます」
と、ピジョンの前に躍り出た
相性的にもいいし、おそらくリンよりもレベルが下だろう
僕は特に心配することもなくリンに先鋒を任せた
48 :1 :2007/06/02(土) 11:11:33.99 ID:0Kx4ZtTn0(29)
案の定、勝負は一方的なものとなった
リンのスピードについてこれないピジョンは開始早々バックを取られると
電気ショックを食らわされ、一撃で倒された
どうやらシゲルは多くのポケモンをまんべんなく育てているらしく
そのため僕らとはかなりレベルに差が開いているらしい
あっさり破れたシゲルはあわてて次のボールを投げ込んだ
出てきたのはコラッタ
リンのスピードについてくるためにスピード系を出してきたか
しかし早計だったな!!
いかにスピードは有ろうと、そのレベルは明らかにピジョンより格下
経験の差がいかんなく発揮され、
コラッタの攻撃は一度も当たることなくリンのでんこうせっかの前に倒された
52 :1 :2007/06/02(土) 11:17:09.13 ID:0Kx4ZtTn0(29)
「なっ……」
シゲルからすれば想定外のことだったんだろう
最初の勝負は、所詮は初心者同士の戦いで、
なおかつゼニガメが言うことを聞かなかったから負けたと言い訳もできようが
今回はしっかり自分の手で育て上げたポケモンが敗れたのだ
しかもたった一匹に、それも無傷で
「つ、次は…カンナ※……いや、あいつはテレポートしか使えないし…」
※ケーシィの名前です
相当焦っているのが手に取ってわかる
あのサトシに負けてるってことも焦りを際立たせるのだろう
「……ジョージ、最後はお前だ………」
ボールから飛び出したのは数日前に別れたゼニガメだった
59 :1 :2007/06/02(土) 11:26:12.28 ID:0Kx4ZtTn0(29)
ボールから飛び出したゼニガメはすぐさま戦闘態勢に入った
リンもそれに応戦しようとしていたが、そこに僕が割って入る
「おにいたま!?」
「リン……僕と交代してくれ」
「で、でも…相手は水系だし、私のほうが」
確かに相性・レベル共にリンに分があるためし、
カスミ戦で相性はレベルすら凌駕することを知った今となっては
僕のほうがリンよりレベルが高いとはいえ、とても馬鹿な交代に違いない
しかし
僕はなんとか交代させてほしいとサトシに懇願のジェスチャーをする
ここだけは譲れないという気持ちを前面に押し出して……
「……よかろう、行ってくるがいい!!」
最近、いろんな意味でサトシとちょっぴり通いあってる気がします
認めたくないけど
63 :1 :2007/06/02(土) 11:31:10.65 ID:0Kx4ZtTn0(29)
ゼニガメの前に繰り出す僕
そんな僕を見てかシゲルに気持ちの余裕ができたらしい
「……ふっ、まさかリザードを出してくるとはな!!
第一戦の再開ってか?
だが今のゼニガメはしっかり水系の技も覚えているんだぜ」
シゲルに言われなくとも分かっている
レベルなら僕のほうが数段上を言っているが、
相性の差でそんなアドバンテージは無いに等しい
もしここで僕がゼニガメに勝ってしまったら
一層、シゲルの機嫌を損なわせてしまうかもしれない
でも……
「……ありがとな、ヒトカゲ!!」
ゼニガメの目がそう言っているのを感じた
67 :1 :2007/06/02(土) 11:37:04.38 ID:0Kx4ZtTn0(29)
戦闘が始まった
僕の持ち技はひっかく、ひのこ、メタルクロー、えんまくの4つ
ハッキリ言ってひのこはほとんど期待できない
主体はひっかくとメタルクローの近接戦
しかしゼニガメはおそらくあわ、みずでっぽうなど遠距離主体で来るだろう
ならば……
僕は真っ先にえんまくでゼニガメの視界をさえぎる
水系の技を食らったら一発で致命傷になりかねない
先手だ、常に先手を心がけなくては
70 :1 :2007/06/02(土) 11:42:09.41 ID:0Kx4ZtTn0(29)
視界が悪いはずのゼニガメはやはり水系の攻撃で来るようだ
一発で致命傷になりかねない攻撃だ、やはり数打てば当たる戦法で来たか
僕はなんとかゼニガメの懐に潜ろうと慎重に接近していく
一瞬、ゼニガメに隙が生まれたのを僕は見逃さなかった
隙をついて一気に接近すると、ひっかくべく爪を振りかぶる
しかし同時にゼニガメもたいあたりをしてくる
純粋にパワーとパワーのぶつかり合い
しかしそうなればものを言うのはレベル差である
僕の爪が先にゼニガメを捉えると、ゼニガメは大きく吹っ飛んだ
71 :1 :2007/06/02(土) 11:48:50.88 ID:0Kx4ZtTn0(29)
やはりレベル差がものを言い、かなりの致命傷になったらしい
あと一撃でゼニガメが倒れるのを感じた僕は
攻撃力よりスピードとばかりにひのこを放った
しかし同時にみずでっぽうが僕の体を捉えてしまった
僕は焼けつく? 様な痛みをこらえ踏ん張った
そして再度ひのこをゼニガメにぶつけ出す
勝負あった
ゼニガメの体が地面に横たわる
いかにひのことはいえ、やはりひっかくによるダメージが重いゼニガメには
きつい攻撃だったらしい
満身創痍だが……僕の勝ちだ!!!
76 :1 :2007/06/02(土) 11:52:54.36 ID:0Kx4ZtTn0(29)
「くっ!!」
シゲルがゼニガメをボールに戻す
正直、やりすぎたかと思ったがゼニガメは戻る瞬間
「本当にありがとよ!!」
小さくつぶやいてきた
体は痛いしきついけど、僕の心はその言葉で満足感でいっぱいになった
本当に最高の戦いだった
79 :1 :2007/06/02(土) 11:56:23.70 ID:0Kx4ZtTn0(29)
シゲルの前にサトシがやってくる
「シゲルよ、なぜ僕に勝てないか分かるかね!?」
「なんだと?」
「お前が勝てない理由はただ一つ!!」
「お前がOTだからだ!!!」
……なんでこう感動の余韻に浸らせてくれないんだ、このピザは!!
88 :1 :2007/06/02(土) 12:03:33.16 ID:0Kx4ZtTn0(29)
「ふん、向きになりやがって!!」
シゲルは負け犬の遠吠えを吐きながら、ハナダシティに走って行った
そんなシゲルを追いかけるわけではないが、僕らも歩いてハナダに戻った
僕の傷が深いので、いったんポケモンセンターに行って回復するらしい
なあサトシ、そろそろ傷薬くらい買おうよ
お金は大量にあるんだし……
現在レベル
ゲルググ Lv25
リン Lv20
92 :1 :2007/06/02(土) 12:10:02.05 ID:0Kx4ZtTn0(29)
ポケモンセンターで傷をいやした僕たちは
再び目的地に向かって歩きだした
その道すがら自転車屋が見受けられた
サトシはそれを見るや
「自転車のほうが徒歩より楽か……」
と自転車屋に寄って行った
どうやら自転車を買うらしい
店に入ると店員が寄ってくる
サトシとみて一瞬及び腰になるもやはりプロ
すぐに体制を立て直し、営業スマイルを全開にする
「お、お客様、どのような自転車をお望みで? ご利用方法はもうお決まりですか?
街用、海岸用、山用となんでも取り揃えてございます!!」
「赤くて3倍スピードの出る自転車をくれ!!!」
98 :1 :2007/06/02(土) 12:16:21.38 ID:0Kx4ZtTn0(29)
店員はちょっと引き気味になっている、無理もない
しかしやはりスマイルで
「赤くて3倍スピードが出る自転車でございますね?」
とサトシを奥に連れている
ほ、本当にそんな都合のいい自転車があるのか!?
「これでございます」
3倍はともかく赤いスポーツタイプの自転車だ
ハッキリ言ってサトシには豚に真珠、猫に小判の代物だ
「うむ、気に入った、いくらだ?」
サトシが財布を取り出す
「1000000でございます」
サトシが財布を落とす
なかなかやるな、この店員!!
104 :1 :2007/06/02(土) 12:22:20.90 ID:0Kx4ZtTn0(29)
当然そんな金払うことができようはずもなく、僕らは店を出た
ほかの自転車を買えばいいのにと思ったが、そんな気はさらさらないらしい
サトシは店をでると携帯を取り出して何やらやっている
いったい何をしているんだろう?
2ch→ニュー速VIP→新規スレッド作成
[ちょwwwwwハナダの自転車1000000円だとよwwwwww]
祭にする気か!!!
109 :1 :2007/06/02(土) 12:30:18.24 ID:0Kx4ZtTn0(29)
僕らは再びシゲルと戦った橋に付いた
ここはゴールデンブリッジと呼ばれ、5人に連勝すれば
いい物がもらえるらしい
そのいい物とやらに興味があったのか、サトシも挑戦した
しかし出てくる相手はまったくたいしたことなく
僕とリンは全く苦戦することなく5人全員を打ち破った
「おめでとう、これが賞品だよ!!」
橋を降りたところで男が何かを渡してくる
きんのたまだ!!
「2個セットじゃないのか?」
……おやじギャグは結構です
116 :1 :2007/06/02(土) 12:37:01.70 ID:0Kx4ZtTn0(29)
「ところで…」
男が話しかけてくる
「ロケット団に入らな……あ、うん、なんでもない、行っていいよ!!!」
サトシの全身を見ながら急に言葉を失う男
なんかロケット団がどうのって聞こえたけど……いったい!?
117 :1 :2007/06/02(土) 12:41:26.90 ID:0Kx4ZtTn0(29)
僕たちが目指しているのは岬の一軒家らしい
何でもポケモンの蒐集家で変人と言われている人とか
いかにもサトシの知り合いらしい人間だ
トレーナーとはどこにでもいるもので、
ここに付くまでかなりのトレーナーと戦ったがあまり強い相手はいなく
僕もリンもかすり傷を少し負っただけで済んだ
しかし、やはりそろそろ回復薬は欲しいところだ
ハナダに戻ったら買ってこよう
そんなこんなもあって岬の家にようやく付いたサトシは
チャイムも鳴らさず入って行った
よほど関係が深いらしい
「ブライト君、いるかね?」
「なっ、少佐!!!」
そう言いながらピッピがこちらに走ってきた
あんた今までピッピとチャットしてたんかい!!!!
続く
ヒトカゲの憂鬱1
ヒトカゲの憂鬱2
ヒトカゲの憂鬱3
ヒトカゲの憂鬱4
ヒトカゲの憂鬱5
ヒトカゲの憂鬱6
ゲットアンプド2
未経験OK♪パソコンの知識が活かせるお仕事!
昨日の疲れがあるので今日は一日部屋で休んでいるとのことだ
まあ僕も得にすることもないし街ももう見るところもないので
部屋でゆっくり英気を養うことにした
と言ってもリンはお昼寝中だしサトシは相変わらずPC三昧だ
さて、何をするかなー!?
7 :1 :2007/06/02(土) 10:01:43.34 ID:0Kx4ZtTn0(29)
最初に目に留まったのはサトシのアニメDVDだ
暇だしこれでも見てゆっくり過ごすとしよう
数多くのDVDがあるもののどれがいいかなんてわからない僕は
適当に選んだ一本を再生した
面白くなければすぐに変えればいい
……さく………カードキャ……レリー………
……………ケロち…フラ…………とも…
…カメラ………クロウカー……
……………
…………………
………………………
ふー……えっと、DVDの第2巻は……
13 :1 :2007/06/02(土) 10:08:24.48 ID:0Kx4ZtTn0(29)
翌日の朝
「おにいたま、大丈夫?」
リンが心配そうに尋ねてくる
「大丈夫だよ!! まだまだ若いんだから……」
そんな僕の眼の下にはクマがびっしりだ
これが若さゆえの過ちということか!!
20 :1 :2007/06/02(土) 10:14:54.38 ID:0Kx4ZtTn0(29)
〜回想〜
DVDの4巻が見当たらなかった僕はサトシにそれを訪ねた
サトシは相変わらずPCに釘付でチャットをしていた
終わったら貸すと言われたので、
チャット様子を見ながら終わるのを待っていた
23 :1 :2007/06/02(土) 10:22:10.40 ID:0Kx4ZtTn0(29)
大佐:諸君、今日もすがすがしい陽気だね
絶好のチャット日和だ
ラル:本当ですな
こういう日はキーボードを叩くだけで気持ちがいいものです
アムロ:まったくだぜ!!
………この部屋、日が射してないんですが
27 :1 :2007/06/02(土) 10:26:47.66 ID:0Kx4ZtTn0(29)
ラル:ところで大佐、聞きましたか、例の話…
大佐:例の話?
いったい何のことだね?
ラル:大佐は今ハナダシティにいるんですよね?
何でも最近ハナダシティで例のポケモンが目撃されたそうです
大佐:例のポケモン?
ラル:あの“白い悪魔”です
大佐:なっ……あのRX−78が出たというのか!!!
アムロ:ま、まじかよ!!!
だってあれはポケモン研究の象徴ともいえるポケモンだろ?
世界にたった一匹しかいないし、
しかも研究所で厳重に管理されているはずじゃ……
28 :1 :2007/06/02(土) 10:36:48.01 ID:0Kx4ZtTn0(29)
ラル:真相の程はわかりません、目撃者の見間違いということもありますし…
ただ結構目撃者が多いのでテレビが研究所に取材に行ったところ
研究所職員は大慌てだったそうですぜ
アムロ:それって脱走したってことか??
ラル:研究所からの回答は
「一切の不備がないことをこの場で明言させていただく」
とのことですが、RX−78を見せてほしいという記者の質問に
「一身上の都合によりお答えを差し控えさせていただく」
と全く取り合ってくれないとか……
大佐:我々がジムに挑んでいる間にそんなことがあったとは……
しかし確かに気にはなるが我々にはどうしようもないな
RX−78のビームライフルは戦艦並みだ
欲しいが、もし出会っても我々の戦力ではゲットできん!!
アムロ:だな!!
まあ、危ない橋を渡ることもないだろ
俺たちの夢には関係のない話さ!!
大佐:そういうことだ!
34 :1 :2007/06/02(土) 10:50:19.74 ID:0Kx4ZtTn0(29)
大佐:ところで今日もブライト君の姿が見えないが……
まだお客とやらが帰っていないのかね?
ラル:それが連絡を取ろうとしているんですが、
連絡が取れないんですよ
アムロ:どこかに出かけてるんじゃないか?
ラル:いや、それにしても連絡がつかないのは考えにくいですぜ
彼はPCと携帯がないところでは生活できない典型的な厨人間だ
なにかあったんですかね?
大佐:……分った、私が様子を見てこよう
ちょうど位置的にも近い
明日、行ってみることにしよう!
ラル:お願いします、大佐
アムロ:悪い、頼むな!!
大佐:うむ、任せておけ!!
……電子のつながりって薄っぺらいはずなのに、こいつらと来たら
42 :1 :2007/06/02(土) 11:01:45.47 ID:0Kx4ZtTn0(29)
ハナダシティと24番道路をつなぐ橋に差し掛かると
向こうから見覚えのある人間がこちらに向かってきた
あれは……シゲル!!
「げっ……サトシ!!」
サトシを見たときの第一声は相変わらずのようだ
「シゲルか!」
「ふ、サトシ、この先に行っても何もないぜ!!
それよりどれだけ強くなったか試してやるよ
来な!!」
なかなか好戦的な性格だ
最初の戦いでサトシに敗れたってのが今でも尾を引いているに違いない
それにしても戦闘か……
「もし今度俺たちが戦うことになったら……真剣勝負をしてくれ!!」
ゼニガメは出てくるのかな?
44 :1 :2007/06/02(土) 11:08:03.95 ID:0Kx4ZtTn0(29)
「行け、アレン※!!」
※ピジョンの名前です
シゲルの投げたボールからピジョンが勢いよく現れる
シゲルは自信満々のようだが、僕からすれがあまり強そうには見えない
カスミのスターミーに比べれば、かなりレベルに差があるようだ
リンも同じ考えだったらしく
「おにいたま、私がいきます」
と、ピジョンの前に躍り出た
相性的にもいいし、おそらくリンよりもレベルが下だろう
僕は特に心配することもなくリンに先鋒を任せた
48 :1 :2007/06/02(土) 11:11:33.99 ID:0Kx4ZtTn0(29)
案の定、勝負は一方的なものとなった
リンのスピードについてこれないピジョンは開始早々バックを取られると
電気ショックを食らわされ、一撃で倒された
どうやらシゲルは多くのポケモンをまんべんなく育てているらしく
そのため僕らとはかなりレベルに差が開いているらしい
あっさり破れたシゲルはあわてて次のボールを投げ込んだ
出てきたのはコラッタ
リンのスピードについてくるためにスピード系を出してきたか
しかし早計だったな!!
いかにスピードは有ろうと、そのレベルは明らかにピジョンより格下
経験の差がいかんなく発揮され、
コラッタの攻撃は一度も当たることなくリンのでんこうせっかの前に倒された
52 :1 :2007/06/02(土) 11:17:09.13 ID:0Kx4ZtTn0(29)
「なっ……」
シゲルからすれば想定外のことだったんだろう
最初の勝負は、所詮は初心者同士の戦いで、
なおかつゼニガメが言うことを聞かなかったから負けたと言い訳もできようが
今回はしっかり自分の手で育て上げたポケモンが敗れたのだ
しかもたった一匹に、それも無傷で
「つ、次は…カンナ※……いや、あいつはテレポートしか使えないし…」
※ケーシィの名前です
相当焦っているのが手に取ってわかる
あのサトシに負けてるってことも焦りを際立たせるのだろう
「……ジョージ、最後はお前だ………」
ボールから飛び出したのは数日前に別れたゼニガメだった
59 :1 :2007/06/02(土) 11:26:12.28 ID:0Kx4ZtTn0(29)
ボールから飛び出したゼニガメはすぐさま戦闘態勢に入った
リンもそれに応戦しようとしていたが、そこに僕が割って入る
「おにいたま!?」
「リン……僕と交代してくれ」
「で、でも…相手は水系だし、私のほうが」
確かに相性・レベル共にリンに分があるためし、
カスミ戦で相性はレベルすら凌駕することを知った今となっては
僕のほうがリンよりレベルが高いとはいえ、とても馬鹿な交代に違いない
しかし
僕はなんとか交代させてほしいとサトシに懇願のジェスチャーをする
ここだけは譲れないという気持ちを前面に押し出して……
「……よかろう、行ってくるがいい!!」
最近、いろんな意味でサトシとちょっぴり通いあってる気がします
認めたくないけど
63 :1 :2007/06/02(土) 11:31:10.65 ID:0Kx4ZtTn0(29)
ゼニガメの前に繰り出す僕
そんな僕を見てかシゲルに気持ちの余裕ができたらしい
「……ふっ、まさかリザードを出してくるとはな!!
第一戦の再開ってか?
だが今のゼニガメはしっかり水系の技も覚えているんだぜ」
シゲルに言われなくとも分かっている
レベルなら僕のほうが数段上を言っているが、
相性の差でそんなアドバンテージは無いに等しい
もしここで僕がゼニガメに勝ってしまったら
一層、シゲルの機嫌を損なわせてしまうかもしれない
でも……
「……ありがとな、ヒトカゲ!!」
ゼニガメの目がそう言っているのを感じた
67 :1 :2007/06/02(土) 11:37:04.38 ID:0Kx4ZtTn0(29)
戦闘が始まった
僕の持ち技はひっかく、ひのこ、メタルクロー、えんまくの4つ
ハッキリ言ってひのこはほとんど期待できない
主体はひっかくとメタルクローの近接戦
しかしゼニガメはおそらくあわ、みずでっぽうなど遠距離主体で来るだろう
ならば……
僕は真っ先にえんまくでゼニガメの視界をさえぎる
水系の技を食らったら一発で致命傷になりかねない
先手だ、常に先手を心がけなくては
70 :1 :2007/06/02(土) 11:42:09.41 ID:0Kx4ZtTn0(29)
視界が悪いはずのゼニガメはやはり水系の攻撃で来るようだ
一発で致命傷になりかねない攻撃だ、やはり数打てば当たる戦法で来たか
僕はなんとかゼニガメの懐に潜ろうと慎重に接近していく
一瞬、ゼニガメに隙が生まれたのを僕は見逃さなかった
隙をついて一気に接近すると、ひっかくべく爪を振りかぶる
しかし同時にゼニガメもたいあたりをしてくる
純粋にパワーとパワーのぶつかり合い
しかしそうなればものを言うのはレベル差である
僕の爪が先にゼニガメを捉えると、ゼニガメは大きく吹っ飛んだ
71 :1 :2007/06/02(土) 11:48:50.88 ID:0Kx4ZtTn0(29)
やはりレベル差がものを言い、かなりの致命傷になったらしい
あと一撃でゼニガメが倒れるのを感じた僕は
攻撃力よりスピードとばかりにひのこを放った
しかし同時にみずでっぽうが僕の体を捉えてしまった
僕は焼けつく? 様な痛みをこらえ踏ん張った
そして再度ひのこをゼニガメにぶつけ出す
勝負あった
ゼニガメの体が地面に横たわる
いかにひのことはいえ、やはりひっかくによるダメージが重いゼニガメには
きつい攻撃だったらしい
満身創痍だが……僕の勝ちだ!!!
76 :1 :2007/06/02(土) 11:52:54.36 ID:0Kx4ZtTn0(29)
「くっ!!」
シゲルがゼニガメをボールに戻す
正直、やりすぎたかと思ったがゼニガメは戻る瞬間
「本当にありがとよ!!」
小さくつぶやいてきた
体は痛いしきついけど、僕の心はその言葉で満足感でいっぱいになった
本当に最高の戦いだった
79 :1 :2007/06/02(土) 11:56:23.70 ID:0Kx4ZtTn0(29)
シゲルの前にサトシがやってくる
「シゲルよ、なぜ僕に勝てないか分かるかね!?」
「なんだと?」
「お前が勝てない理由はただ一つ!!」
「お前がOTだからだ!!!」
……なんでこう感動の余韻に浸らせてくれないんだ、このピザは!!
88 :1 :2007/06/02(土) 12:03:33.16 ID:0Kx4ZtTn0(29)
「ふん、向きになりやがって!!」
シゲルは負け犬の遠吠えを吐きながら、ハナダシティに走って行った
そんなシゲルを追いかけるわけではないが、僕らも歩いてハナダに戻った
僕の傷が深いので、いったんポケモンセンターに行って回復するらしい
なあサトシ、そろそろ傷薬くらい買おうよ
お金は大量にあるんだし……
現在レベル
ゲルググ Lv25
リン Lv20
92 :1 :2007/06/02(土) 12:10:02.05 ID:0Kx4ZtTn0(29)
ポケモンセンターで傷をいやした僕たちは
再び目的地に向かって歩きだした
その道すがら自転車屋が見受けられた
サトシはそれを見るや
「自転車のほうが徒歩より楽か……」
と自転車屋に寄って行った
どうやら自転車を買うらしい
店に入ると店員が寄ってくる
サトシとみて一瞬及び腰になるもやはりプロ
すぐに体制を立て直し、営業スマイルを全開にする
「お、お客様、どのような自転車をお望みで? ご利用方法はもうお決まりですか?
街用、海岸用、山用となんでも取り揃えてございます!!」
「赤くて3倍スピードの出る自転車をくれ!!!」
98 :1 :2007/06/02(土) 12:16:21.38 ID:0Kx4ZtTn0(29)
店員はちょっと引き気味になっている、無理もない
しかしやはりスマイルで
「赤くて3倍スピードが出る自転車でございますね?」
とサトシを奥に連れている
ほ、本当にそんな都合のいい自転車があるのか!?
「これでございます」
3倍はともかく赤いスポーツタイプの自転車だ
ハッキリ言ってサトシには豚に真珠、猫に小判の代物だ
「うむ、気に入った、いくらだ?」
サトシが財布を取り出す
「1000000でございます」
サトシが財布を落とす
なかなかやるな、この店員!!
104 :1 :2007/06/02(土) 12:22:20.90 ID:0Kx4ZtTn0(29)
当然そんな金払うことができようはずもなく、僕らは店を出た
ほかの自転車を買えばいいのにと思ったが、そんな気はさらさらないらしい
サトシは店をでると携帯を取り出して何やらやっている
いったい何をしているんだろう?
2ch→ニュー速VIP→新規スレッド作成
[ちょwwwwwハナダの自転車1000000円だとよwwwwww]
祭にする気か!!!
109 :1 :2007/06/02(土) 12:30:18.24 ID:0Kx4ZtTn0(29)
僕らは再びシゲルと戦った橋に付いた
ここはゴールデンブリッジと呼ばれ、5人に連勝すれば
いい物がもらえるらしい
そのいい物とやらに興味があったのか、サトシも挑戦した
しかし出てくる相手はまったくたいしたことなく
僕とリンは全く苦戦することなく5人全員を打ち破った
「おめでとう、これが賞品だよ!!」
橋を降りたところで男が何かを渡してくる
きんのたまだ!!
「2個セットじゃないのか?」
……おやじギャグは結構です
116 :1 :2007/06/02(土) 12:37:01.70 ID:0Kx4ZtTn0(29)
「ところで…」
男が話しかけてくる
「ロケット団に入らな……あ、うん、なんでもない、行っていいよ!!!」
サトシの全身を見ながら急に言葉を失う男
なんかロケット団がどうのって聞こえたけど……いったい!?
117 :1 :2007/06/02(土) 12:41:26.90 ID:0Kx4ZtTn0(29)
僕たちが目指しているのは岬の一軒家らしい
何でもポケモンの蒐集家で変人と言われている人とか
いかにもサトシの知り合いらしい人間だ
トレーナーとはどこにでもいるもので、
ここに付くまでかなりのトレーナーと戦ったがあまり強い相手はいなく
僕もリンもかすり傷を少し負っただけで済んだ
しかし、やはりそろそろ回復薬は欲しいところだ
ハナダに戻ったら買ってこよう
そんなこんなもあって岬の家にようやく付いたサトシは
チャイムも鳴らさず入って行った
よほど関係が深いらしい
「ブライト君、いるかね?」
「なっ、少佐!!!」
そう言いながらピッピがこちらに走ってきた
あんた今までピッピとチャットしてたんかい!!!!
続く
ヒトカゲの憂鬱1
ヒトカゲの憂鬱2
ヒトカゲの憂鬱3
ヒトカゲの憂鬱4
ヒトカゲの憂鬱5
ヒトカゲの憂鬱6
ゲットアンプド2
未経験OK♪パソコンの知識が活かせるお仕事!
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