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お前らが今までみた中で最高のドラマってなに?
教室で盛大にゲロ吐いた書籍化のお知らせ
44 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 20:18:47.68 ID:Iy+vt2Nb0(38)
僕たちはジムに挑戦するため、クチバジムを目指していた
僕たちはジムに挑戦するため、クチバジムを目指していた
ここに来るがてら相談したことによれば、
僕がいあいぎりを覚えることになった
それにしても一瞬にして技を覚えられるマシンって
要するに洗脳だよな!?
僕の体に異変が起きないといいんだけど……
48 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 20:24:32.17 ID:Iy+vt2Nb0(38)
勢い込んでクチバジムに着くと、何と……
木が切り倒されていた!!
前ジムリーダーの汚職に際し、家宅捜索のため切り落とされたそうだ
……いあいぎり覚える必要あったのかな?
後々使うことになるのを切に祈る
53 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 20:29:12.53 ID:Iy+vt2Nb0(38)
僕たちがジムの扉を開けるとそこには
……例の男がいた
「おーす! 未来のチャンピオン!! マチス少佐は電気使い……………」
ニビジム、ハナダジムに続いてここまで僕らを追ってくるとは……
とりあえずこのジムまでは許そう
僕は器量が広いからね!
もし、次のジムにいたらストーカー被害届けを出そうと思う!!
56 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 20:36:03.63 ID:Iy+vt2Nb0(38)
今回も一直線にジムリーダーを目指すのかと思ったら、それはできないらしい
何でもこのジムはリーダーの場所に行く道に高圧電流が流されていて
スイッチを解除しない限り、行くことができないそうだ
そのため、スイッチを探すしかないんだけど……
僕はジム内を見渡した
あまりにも不自然に置かれた15個のごみ箱
…………とりあえず本当にスイッチを隠す気があるのかを小一時間問い詰めたい
60 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 20:43:57.63 ID:Iy+vt2Nb0(38)
僕らはトレーナーの目をかいくぐり、ごみ箱を漁った
そして11個目にしてそれらしいボタンを見つけたので押してみた
しかし電流は解除できない
ダミーかと思ったら
「おにいたま、これを見て!!」
とリンが隣のごみ箱からもう一つのスイッチを見つけ出す
押してみると高圧電流が解除された!
どうやら二つ押して効果を発揮する仕組みだったようだ
お手柄だ、リン!!
それにしても、ゴミ箱を漁るサトシ……ハマりすぎだ!!!
69 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 20:53:11.36 ID:Iy+vt2Nb0(38)
ようやく着いたジムリーダー
なかなかいい肉体をした筋骨隆々な男だ
壇上から僕らを見下ろすと、高圧的に話してくる
「ヘーイ! キッド!
ユーのハンパなパワーでは戦場じゃ生き残れないネ!
ミーのエレクトリックポケモンでビリビリシビレて動けナークなりなサーイ!!」
一瞬、どこぞのインチキ外国人かと思ったら、
サトシが一歩前に出て真っ向からその言い分に反論した
「ふっ、たかが少佐のくせにその物言いかね!!
どうやら口のきき方を知らないと見える」
「ホワッツ!?」
「それが大佐に向けての喋り方かと言っているのだ!!!!」
サトシが珍しく声を張り上げて怒鳴り散らす
いや、あんた大佐って……
77 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:01:46.16 ID:Iy+vt2Nb0(38)
「大佐!? カーネル? ユーがですカ?」
マチスが驚愕する
まあ仕方がないだろうな
自分より年下のサトシが自分より階級が上なんて言われたら…
しかも、ブヨブヨのビショビショで変なマスクをしているメタボ男が
大佐などと言われても信じられないだろう
しかしサトシはそんなマチスのことなどお構いなしに
「どうやら君には現実を分からせたほうが良さそうだな
仕方がない、ポケモンバトルでその身に階級の仕組みを存分に叩き込んでやろう!!」
なんて言ってくる始末
いやあの、こっちが挑戦者なんですが……
84 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:05:44.19 ID:Iy+vt2Nb0(38)
あまりに堂々としたサトシの言いぶりにマチスは少々怯むも
ここは階級など関係のないジム
しかも自分はリーダーで向こうは挑戦者
呼吸を整えると、サトシに向けて言い放つ
「分かりまシータ! そこまで言うならユーのパワー、見せてくだサーイ!!」
「ふむ、いいだろう! ゲルググよ、行くがよい!!」
サトシは僕に向けて言ってきた
今更ながら、この男のために戦うのが嫌になってきた
90 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:11:32.55 ID:Iy+vt2Nb0(38)
とはいえ、今はジム戦
そんなことは考えている場合ではないな
僕は思考を戦闘状態に切り替える!
「さあ、行きなサーイ!!」
マチスの放つボールからビリリダマが現れた
このジム戦は僕にとって初めて何のハンデもなく戦える勝負だ
見たところ僕とビリリダマのレベル差は7〜8はありそうだ
相性によるハンデがない今、そうそう怖い相手ではない
「おにいたま、がんばって!!」
リンの応援で僕のボルテージも100%になったというものだ
全く負ける気がしない!!
101 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:21:38.37 ID:Iy+vt2Nb0(38)
戦闘はあっという間に片がついた
僕の戦闘の基本スタイル、えんまくによって相手の目を眩ませて
その後、攻撃に移る戦法が見事に嵌り、全く危なげない試合運びとなった
「チィ、次はこうは行きまセーン!!」
マチスがビリリダマを回収後、次のボールを放ってくる
その出てきた相手とは僕にとって因縁のあるあのポケモンであった
「……ピカチュウ!!」
そう、次に出てきたのはリンと同じ種族、ピカチュウだった
リンとの勝負、確かにあの時はひのこが使えないということはあったが、
実質、勝負は僕の負けだった
リンといい関係状態にある僕はそんなこと忘れていたように思えたが
やはり心の中では燻り続けていたらしい
リン以外のピカチュウを見たら、あの時の勝負の再現をしたくなってしまった
105 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:26:27.02 ID:Iy+vt2Nb0(38)
しかし、レベル差が気になるところだ
ハッキリ言って相手のピカチュウのレベルは、
リンどころか先鋒のビリリダマにすら及んでいない
僕との差ははっきりいって10以上あるだろう
そこで僕は今回ひのこ、えんまくを使わない縛りルールで戦闘に望むことにした
どうせサトシは何も指示を出しては来ない
それならば好き勝手やらせてもらうことにしよう
今回は勝たせてもらう!!
120 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:35:44.57 ID:Iy+vt2Nb0(38)
さすがにレベルは低いが素早さは大したものだ
しかしリンのスピードには遠く及ばないし、僕もレベルアップのたびに速くなっている
どうやら今の僕と同じくらいのスピードだ
僕の一撃が怖いのか、遠距離からの電気ショック戦法で来るらしい
影分身を何度も繰り返しながら、次々と放ってくる
しかし、やはりレベルの差は偉大だな
一発当てれば大ダメージを食らわせられるという余裕が僕の心を落ち着かせる
接近して何度目かの影分身にひっかく攻撃を空振りさせられようと
僕は焦ることはなかった
そしてついに決着はついた
ピカチュウに疲れが見え始めた頃、一瞬動きが止まったところを見逃さなかった僕は、
隙を突いて一気に間を詰めると、ピカチュウに思いっきりひっかく攻撃を食らわせた
もう一撃とばかりにピカチュウに詰め寄ったら、ピカチュウは気絶していた
僕の攻撃はどうやらピカチュウの急所に入ったらしい
さすがにあの時の再現と言うには物足りなかったが、
それでも僕の心は少しばかりスッキリするものを感じていた
123 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:40:54.14 ID:Iy+vt2Nb0(38)
「シンジラレナーイ!!」
某監督の明言をはき、驚き戸惑うマチス
悔しそうに唇を噛みしめると、最後のボールを投げ込んできた
最後の敵はライチュウ
ピカチュウの進化形だ
レベルも今まで闘ってきた敵で最高に高く、
僕のほうがレベルは高いとはいえ、
先の戦闘でちょっぴり攻撃をもらった僕としては油断できない相手だ
バトルが始まった
128 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:49:22.38 ID:Iy+vt2Nb0(38)
スピードはリンよりも速い
とてもじゃないが僕ではスピード勝負はできない
しかしこちらにもひのこがある
おそらくは遠距離戦になるに違いない
えんまくで身を隠した僕
しかし向こうも影分身をいくつも作り攪乱してくる
お互い全く対象を見極められない
しばらくして、えんまくの効果が切れたと同時に、ライチュウの分身も消えていった
僕はここしかとらえる場所はないと再度えんまくを放つことを捨て、
ライチュウにひのこを放った
ライチュウも僕と同じ考えに至ったんだろう
影分身を作らずにでんげきはを撃ってきた
138 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:58:23.46 ID:Iy+vt2Nb0(38)
ひのことでんげきはではでんげきはのほうが攻撃力が高い
しかし、レベル分が上乗せされたひのこは、でんげきはと同等の攻撃力を見せた
双方ともまともに食らってしまう
ピリピリと体がしびれたが、ここは一気に押し切る戦法に出た
このチャンスを逃したら、もうライチュウを捉えられそうにない
相手の攻撃を受ける決心を固め、ひのこを連射する
向こうもでんげきはの連射に掛り、ガチの忍耐勝負になっていった
もう何度受けただろうか?
おそらく次に受けたら立ってることはできないだろうな、
なんて考えながらひのこを放った
ひのこをうけたライチュウ
すぐに反撃が来るだろうと体を固めると、ライチュウの体が傾き、
地に響きをたてて崩れ落ちた
どうやら、忍耐勝負は僅差で僕の勝利のようだ
146 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:04:57.45 ID:Iy+vt2Nb0(38)
「オーノー!!
ミーが負けるなんて……」
マチスはがっくり肩を落とし、地に膝をついて悔しがっている
さすがは外国人、やることがいちいち大袈裟だ
そんなマチスの前にサトシは接近してきた
また暴言を吐くに違いない
「なかなかやるではないか
私のポケモンをここまで苦しめたのは君が初めてだよ!!
君はいいトレーナーだな」
……ナニ―――!!!
あのサトシが人をほめるなんて!!
こんな真っ当なジム戦の終りがあっていいんだろうか?
150 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:07:38.43 ID:Iy+vt2Nb0(38)
「さすがはカーネルネ
ミーもまだまだトレーニングが足りないヨーネ」
「なら、更なる訓練を積めばいいだけの話だ
いつの日か、私に追いついてこい!!」
「なぜそんなにミーに気を掛ける?」
「……将校として見過ごせないだけだ」
……あんたは嘘っぱちの将校だろ!!!!
160 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:12:52.70 ID:Iy+vt2Nb0(38)
「これ、バッジと賞金ネ」
マチスはサトシに手渡してくる
「ところでユーの所属はどこネ!
ミーもいつか……」
サトシはバッジを受け取ると、
そのまま何も言わずにジムを後にしようとした
さすがにこれ以上、嘘は重ねられないのかなと思ったら、
途中でピタリと止まると
「ジオン軍……とだけ言っておこう」
と残し、ジムを去って行った
マチスはその後姿を見ながら、サトシがジムを出るまで敬礼もポーズを取っていた
この人もカスミと同じで堅気なんだな………
そんな軍、世界中探したってありませんよ――――――――――――――――!!!
169 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:22:07.40 ID:Iy+vt2Nb0(38)
ポケモンセンターについた僕は回復をした後、泥のように寝てしまった
さすがに今回の戦闘はきつかった
まあ、ピカチュウ相手に無駄なことして、
余計な傷を貰った僕が悪いと言われればそれまでなんだが……
僕が起きた時はもうすっかり深夜になっていた
どうやら中途半端な時間に目が覚めてしまったようだ
隣ではリンが小さな寝息を立てている
とても可愛らしい
サトシはと言うと、こんな時間にも関わらずPCにへばり付いていた
179 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:27:55.44 ID:Iy+vt2Nb0(38)
ラル:それにしてもそのマチスって奴、
少佐の分際で大佐にそんな口を聞くとは……
太てえ奴ですぜ
大佐:まあそう言うな、ラル君
彼はなかなかの実力者だったからな!!
後にはいい将軍になってくれるだろう
白目のない男:相変わらず大佐は優しいですね
さすがは我らが認めたお方です
アムロ:ああ
簡単にそんなこと言えるもんじゃないぜ!!
さすがだ!!!
大佐:やめたまえ
テレるではないか!!
こういう現実と虚構の区別のつかない奴らが、犯罪とか変な宗教に走るんだよな
人類の平和と騎士王の安寧のためにも
こいつらを刺しておいたほうがいいかもしれない……
186 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:34:24.28 ID:Iy+vt2Nb0(38)
大佐:ところで今日は君たちに新しい仲間を紹介したいと思う
白目のない男:新しい仲間?
大佐:うむ!
先日、クチバで知り合った者だ
我々はひたすら語り合い戦友(とも)と呼べるまでに発展した関係だ
是非とも君たちも友人になってくれたまえ
ラル:それでその人はどこに?
大佐:今、この場でROMっているはずだ
もう入ってきてかまわんよ
レビル:先日、大佐に感銘を受けたレビルですじゃ
先輩方、今後ともよろしくお願いします
レビルってまさか……
201 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:38:28.34 ID:Iy+vt2Nb0(38)
大佐:それではレビル君も含め、これからのことについて協議したいと思う
アムロ:で、次はどこに行くんだ?
大佐:うむ、ヤマブキに行きたいのだが……
警備員が賄賂を要求してきてな
通してもらえんのだ
ラル:そんな奴、通報すればいいのでは?
大佐:直接的に要求されたわけではないから始末が悪い
喉が渇いたという隠語なのだが……
誰か分かるものはいないかね!?
206 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:41:28.79 ID:Iy+vt2Nb0(38)
ラル:さっぱり分りませんな
白目のない男:同じく見当もつきません!!
レビル:喉が渇いた……ですか?
喉が渇く→飲み物→水→水ポケモン
こんな感じでは!?
アムロ:俺は
喉が渇く→飲み物→高価な飲み物→ナントカ還元水
じゃないかと思うぜ!!
大佐:……どちらも決め手に欠けるな
ナントカ還元水……
214 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:47:47.23 ID:Iy+vt2Nb0(38)
大佐:仕方がない
とにかく次の街に行くことにしよう
どちらにしろバッジを集めないといけないからな
レビル:大佐、そのことについて聞きたいのじゃが…
なぜ、バッジを集めているのですかな?
メタモンを探すだけならジム戦をする必要はないのでは…
大佐:いや、レビルくん、それはだめなのだよ
メタモンを手に入れるだけなら、
生息地に行ってマスターボールなりmastorbollを使えば済むのだが
メタモンが言うことを聞かなければ意味がない
バッジがあればポケモンはトレーナーの言うことを聞く
しかも多ければ多いほどその効果が期待できる
そのため、面倒ではあるが一つ一つジムを回っているのだよ!!
レビル:なるほど!!
その発想はなかったわ!!!
ようやく謎が一つ解けた
231 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:58:05.84 ID:Iy+vt2Nb0(38)
白目のない男:それでは次はどのジムに?
大佐:タマムシに行こうと思う
確かヤマブキを通らずとも、シオンタウンから行けるはずだ
ここからなら11.12番道路を伝っていけば、シオンは目の前だ
アムロ:なるほど
そして8番道路の地下からタマムシに向かう訳か!!
大佐:うむ!
ラル:では大佐、これからもがんばってください
我々も何とかヤマブキの入り方を考えておきますんで
レビル:期待しておりますぞ
アムロ:頑張れよ!!
白目のない男:体には十分お気を付けください
大佐:うむ!!
では、諸君、また会おう!!!
とりあえず何でジムを目指すのかと言うことと
馬鹿が一人増えたということは理解ができた
とても無駄な時間を過ごした、もう一度寝よう……
233 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 23:00:11.08 ID:Iy+vt2Nb0(38)
う、迂闊だった…
まさか脱臭剤が切れていたとは
久しぶりのサトシゾーンはキツイ!!!
目にしみる!!!
243 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 23:09:47.30 ID:Iy+vt2Nb0(38)
僕らはシオンタウンを目指して、11番道路を歩いていた
11番道路と12番道路には通行所が設けられていた
しかしそれはヤマブキとは違い、ただ街と町を区切るために作られた
便宜上のもので、警備員もやる気がなさそうに通行人を眺めている
サトシはそんな警備員の前に行くと
「ところで喉が渇いたという隠語を知っているかね?」
と躊躇いもなく訊ねて行った
警備員はサトシの容姿に引きながらも、
「いや、分からないな……」
と返事を返す
本当に分からないのか、それともただ言わないだけかは知らないが
ヤマブキの入り方は依然、謎に包まれている
245 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 23:12:20.37 ID:Iy+vt2Nb0(38)
通行所を出て27番道路も終わりに差し掛かった頃
僕らの目に何やら大きな物体が飛び込んできた
それは小さな山とも言うべきか!?
真っ黒い何かが道を塞いでいる
近づいてみると、なにやら上下に動いており
それが腹だと気づいたのはさらに近付いてのことだった
あれは……カビゴン!!?
252 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 23:15:59.62 ID:Iy+vt2Nb0(38)
カビゴンが11.12番道路のちょうど境を陣取って、気持ち良さそうに寝ていた
この道路は浅瀬に橋を掛けているだけの道路なので道幅が狭く、
カビゴンを避けて道を進むのは不可能な状態だ
それにしても何と言うか……サトシそっくりだ、腹のあたりが
まさか兄弟じゃ…!?
262 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 23:21:10.26 ID:Iy+vt2Nb0(38)
僕はカビゴンとサトシによって道が瓦解するのではないかということに、
びくびくしながらサトシを振り返る
そんなサトシはカビゴンに接近している
まさか攻撃でもするんだろうか!?
それはあまりにも無謀すぎる!!
確かに今までも野生のポケモンを幾度となく蹴散らしてきたサトシだが
それはどれも自分より小さく軽い相手にすぎない
三桁あるサトシのそのまた数倍の重量を持つカビゴンには
さすがにかなう筈がない
と思ったらサトシは接近したかと思うとカビゴンに触れて
感触を確かめているだけだった
その後、ボクサーのように軽くジャブをぶつけてみる
しかし、カビゴンからは何の反応も返ってこない
サトシは何か分ったのかウンウンを首を軽く上下すると
僕らのところに戻ってきて、
「クチバシティに帰るぞ!」
と言い放ち、引き返して行った
265 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 23:24:01.28 ID:Iy+vt2Nb0(38)
クチバに戻る中、僕はもう一つのルートを考えていた
確かハナダシティからもシオンタウンに行けるはずだ
ただその道の途中、イワヤマトンネルと言う洞窟を通るんだっけ!?
何でも一切明かりの届かない暗黒の洞窟で、
万が一洞窟内で迷いでもしたら、一生かけても出られないかもしれないとか
しかし、その道を通るしか、シオンタウンに行く手段はありそうにない
覚悟を決めたほうがよさそうだな
クチバに戻るとサトシはSHOPに向かった
ライトでも買うのだろうか?
「カビゴンを征服できるザイルをくれ!!」
カビゴンの上を登って行く気か!!
ってことは、あのお触りやジャブは触診!!!
続く
256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 23:17:38.73 ID:ECe3GTrQ0
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ヒトカゲの憂鬱1
ヒトカゲの憂鬱2
ヒトカゲの憂鬱3
ヒトカゲの憂鬱4
ヒトカゲの憂鬱5
ヒトカゲの憂鬱6
ヒトカゲの溜息7
ヒトカゲの溜息8
ヒトカゲの溜息9
僕がいあいぎりを覚えることになった
それにしても一瞬にして技を覚えられるマシンって
要するに洗脳だよな!?
僕の体に異変が起きないといいんだけど……
48 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 20:24:32.17 ID:Iy+vt2Nb0(38)
勢い込んでクチバジムに着くと、何と……
木が切り倒されていた!!
前ジムリーダーの汚職に際し、家宅捜索のため切り落とされたそうだ
……いあいぎり覚える必要あったのかな?
後々使うことになるのを切に祈る
53 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 20:29:12.53 ID:Iy+vt2Nb0(38)
僕たちがジムの扉を開けるとそこには
……例の男がいた
「おーす! 未来のチャンピオン!! マチス少佐は電気使い……………」
ニビジム、ハナダジムに続いてここまで僕らを追ってくるとは……
とりあえずこのジムまでは許そう
僕は器量が広いからね!
もし、次のジムにいたらストーカー被害届けを出そうと思う!!
56 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 20:36:03.63 ID:Iy+vt2Nb0(38)
今回も一直線にジムリーダーを目指すのかと思ったら、それはできないらしい
何でもこのジムはリーダーの場所に行く道に高圧電流が流されていて
スイッチを解除しない限り、行くことができないそうだ
そのため、スイッチを探すしかないんだけど……
僕はジム内を見渡した
あまりにも不自然に置かれた15個のごみ箱
…………とりあえず本当にスイッチを隠す気があるのかを小一時間問い詰めたい
60 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 20:43:57.63 ID:Iy+vt2Nb0(38)
僕らはトレーナーの目をかいくぐり、ごみ箱を漁った
そして11個目にしてそれらしいボタンを見つけたので押してみた
しかし電流は解除できない
ダミーかと思ったら
「おにいたま、これを見て!!」
とリンが隣のごみ箱からもう一つのスイッチを見つけ出す
押してみると高圧電流が解除された!
どうやら二つ押して効果を発揮する仕組みだったようだ
お手柄だ、リン!!
それにしても、ゴミ箱を漁るサトシ……ハマりすぎだ!!!
69 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 20:53:11.36 ID:Iy+vt2Nb0(38)
ようやく着いたジムリーダー
なかなかいい肉体をした筋骨隆々な男だ
壇上から僕らを見下ろすと、高圧的に話してくる
「ヘーイ! キッド!
ユーのハンパなパワーでは戦場じゃ生き残れないネ!
ミーのエレクトリックポケモンでビリビリシビレて動けナークなりなサーイ!!」
一瞬、どこぞのインチキ外国人かと思ったら、
サトシが一歩前に出て真っ向からその言い分に反論した
「ふっ、たかが少佐のくせにその物言いかね!!
どうやら口のきき方を知らないと見える」
「ホワッツ!?」
「それが大佐に向けての喋り方かと言っているのだ!!!!」
サトシが珍しく声を張り上げて怒鳴り散らす
いや、あんた大佐って……
77 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:01:46.16 ID:Iy+vt2Nb0(38)
「大佐!? カーネル? ユーがですカ?」
マチスが驚愕する
まあ仕方がないだろうな
自分より年下のサトシが自分より階級が上なんて言われたら…
しかも、ブヨブヨのビショビショで変なマスクをしているメタボ男が
大佐などと言われても信じられないだろう
しかしサトシはそんなマチスのことなどお構いなしに
「どうやら君には現実を分からせたほうが良さそうだな
仕方がない、ポケモンバトルでその身に階級の仕組みを存分に叩き込んでやろう!!」
なんて言ってくる始末
いやあの、こっちが挑戦者なんですが……
84 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:05:44.19 ID:Iy+vt2Nb0(38)
あまりに堂々としたサトシの言いぶりにマチスは少々怯むも
ここは階級など関係のないジム
しかも自分はリーダーで向こうは挑戦者
呼吸を整えると、サトシに向けて言い放つ
「分かりまシータ! そこまで言うならユーのパワー、見せてくだサーイ!!」
「ふむ、いいだろう! ゲルググよ、行くがよい!!」
サトシは僕に向けて言ってきた
今更ながら、この男のために戦うのが嫌になってきた
90 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:11:32.55 ID:Iy+vt2Nb0(38)
とはいえ、今はジム戦
そんなことは考えている場合ではないな
僕は思考を戦闘状態に切り替える!
「さあ、行きなサーイ!!」
マチスの放つボールからビリリダマが現れた
このジム戦は僕にとって初めて何のハンデもなく戦える勝負だ
見たところ僕とビリリダマのレベル差は7〜8はありそうだ
相性によるハンデがない今、そうそう怖い相手ではない
「おにいたま、がんばって!!」
リンの応援で僕のボルテージも100%になったというものだ
全く負ける気がしない!!
101 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:21:38.37 ID:Iy+vt2Nb0(38)
戦闘はあっという間に片がついた
僕の戦闘の基本スタイル、えんまくによって相手の目を眩ませて
その後、攻撃に移る戦法が見事に嵌り、全く危なげない試合運びとなった
「チィ、次はこうは行きまセーン!!」
マチスがビリリダマを回収後、次のボールを放ってくる
その出てきた相手とは僕にとって因縁のあるあのポケモンであった
「……ピカチュウ!!」
そう、次に出てきたのはリンと同じ種族、ピカチュウだった
リンとの勝負、確かにあの時はひのこが使えないということはあったが、
実質、勝負は僕の負けだった
リンといい関係状態にある僕はそんなこと忘れていたように思えたが
やはり心の中では燻り続けていたらしい
リン以外のピカチュウを見たら、あの時の勝負の再現をしたくなってしまった
105 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:26:27.02 ID:Iy+vt2Nb0(38)
しかし、レベル差が気になるところだ
ハッキリ言って相手のピカチュウのレベルは、
リンどころか先鋒のビリリダマにすら及んでいない
僕との差ははっきりいって10以上あるだろう
そこで僕は今回ひのこ、えんまくを使わない縛りルールで戦闘に望むことにした
どうせサトシは何も指示を出しては来ない
それならば好き勝手やらせてもらうことにしよう
今回は勝たせてもらう!!
120 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:35:44.57 ID:Iy+vt2Nb0(38)
さすがにレベルは低いが素早さは大したものだ
しかしリンのスピードには遠く及ばないし、僕もレベルアップのたびに速くなっている
どうやら今の僕と同じくらいのスピードだ
僕の一撃が怖いのか、遠距離からの電気ショック戦法で来るらしい
影分身を何度も繰り返しながら、次々と放ってくる
しかし、やはりレベルの差は偉大だな
一発当てれば大ダメージを食らわせられるという余裕が僕の心を落ち着かせる
接近して何度目かの影分身にひっかく攻撃を空振りさせられようと
僕は焦ることはなかった
そしてついに決着はついた
ピカチュウに疲れが見え始めた頃、一瞬動きが止まったところを見逃さなかった僕は、
隙を突いて一気に間を詰めると、ピカチュウに思いっきりひっかく攻撃を食らわせた
もう一撃とばかりにピカチュウに詰め寄ったら、ピカチュウは気絶していた
僕の攻撃はどうやらピカチュウの急所に入ったらしい
さすがにあの時の再現と言うには物足りなかったが、
それでも僕の心は少しばかりスッキリするものを感じていた
123 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:40:54.14 ID:Iy+vt2Nb0(38)
「シンジラレナーイ!!」
某監督の明言をはき、驚き戸惑うマチス
悔しそうに唇を噛みしめると、最後のボールを投げ込んできた
最後の敵はライチュウ
ピカチュウの進化形だ
レベルも今まで闘ってきた敵で最高に高く、
僕のほうがレベルは高いとはいえ、
先の戦闘でちょっぴり攻撃をもらった僕としては油断できない相手だ
バトルが始まった
128 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:49:22.38 ID:Iy+vt2Nb0(38)
スピードはリンよりも速い
とてもじゃないが僕ではスピード勝負はできない
しかしこちらにもひのこがある
おそらくは遠距離戦になるに違いない
えんまくで身を隠した僕
しかし向こうも影分身をいくつも作り攪乱してくる
お互い全く対象を見極められない
しばらくして、えんまくの効果が切れたと同時に、ライチュウの分身も消えていった
僕はここしかとらえる場所はないと再度えんまくを放つことを捨て、
ライチュウにひのこを放った
ライチュウも僕と同じ考えに至ったんだろう
影分身を作らずにでんげきはを撃ってきた
138 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 21:58:23.46 ID:Iy+vt2Nb0(38)
ひのことでんげきはではでんげきはのほうが攻撃力が高い
しかし、レベル分が上乗せされたひのこは、でんげきはと同等の攻撃力を見せた
双方ともまともに食らってしまう
ピリピリと体がしびれたが、ここは一気に押し切る戦法に出た
このチャンスを逃したら、もうライチュウを捉えられそうにない
相手の攻撃を受ける決心を固め、ひのこを連射する
向こうもでんげきはの連射に掛り、ガチの忍耐勝負になっていった
もう何度受けただろうか?
おそらく次に受けたら立ってることはできないだろうな、
なんて考えながらひのこを放った
ひのこをうけたライチュウ
すぐに反撃が来るだろうと体を固めると、ライチュウの体が傾き、
地に響きをたてて崩れ落ちた
どうやら、忍耐勝負は僅差で僕の勝利のようだ
146 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:04:57.45 ID:Iy+vt2Nb0(38)
「オーノー!!
ミーが負けるなんて……」
マチスはがっくり肩を落とし、地に膝をついて悔しがっている
さすがは外国人、やることがいちいち大袈裟だ
そんなマチスの前にサトシは接近してきた
また暴言を吐くに違いない
「なかなかやるではないか
私のポケモンをここまで苦しめたのは君が初めてだよ!!
君はいいトレーナーだな」
……ナニ―――!!!
あのサトシが人をほめるなんて!!
こんな真っ当なジム戦の終りがあっていいんだろうか?
150 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:07:38.43 ID:Iy+vt2Nb0(38)
「さすがはカーネルネ
ミーもまだまだトレーニングが足りないヨーネ」
「なら、更なる訓練を積めばいいだけの話だ
いつの日か、私に追いついてこい!!」
「なぜそんなにミーに気を掛ける?」
「……将校として見過ごせないだけだ」
……あんたは嘘っぱちの将校だろ!!!!
160 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:12:52.70 ID:Iy+vt2Nb0(38)
「これ、バッジと賞金ネ」
マチスはサトシに手渡してくる
「ところでユーの所属はどこネ!
ミーもいつか……」
サトシはバッジを受け取ると、
そのまま何も言わずにジムを後にしようとした
さすがにこれ以上、嘘は重ねられないのかなと思ったら、
途中でピタリと止まると
「ジオン軍……とだけ言っておこう」
と残し、ジムを去って行った
マチスはその後姿を見ながら、サトシがジムを出るまで敬礼もポーズを取っていた
この人もカスミと同じで堅気なんだな………
そんな軍、世界中探したってありませんよ――――――――――――――――!!!
169 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:22:07.40 ID:Iy+vt2Nb0(38)
ポケモンセンターについた僕は回復をした後、泥のように寝てしまった
さすがに今回の戦闘はきつかった
まあ、ピカチュウ相手に無駄なことして、
余計な傷を貰った僕が悪いと言われればそれまでなんだが……
僕が起きた時はもうすっかり深夜になっていた
どうやら中途半端な時間に目が覚めてしまったようだ
隣ではリンが小さな寝息を立てている
とても可愛らしい
サトシはと言うと、こんな時間にも関わらずPCにへばり付いていた
179 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:27:55.44 ID:Iy+vt2Nb0(38)
ラル:それにしてもそのマチスって奴、
少佐の分際で大佐にそんな口を聞くとは……
太てえ奴ですぜ
大佐:まあそう言うな、ラル君
彼はなかなかの実力者だったからな!!
後にはいい将軍になってくれるだろう
白目のない男:相変わらず大佐は優しいですね
さすがは我らが認めたお方です
アムロ:ああ
簡単にそんなこと言えるもんじゃないぜ!!
さすがだ!!!
大佐:やめたまえ
テレるではないか!!
こういう現実と虚構の区別のつかない奴らが、犯罪とか変な宗教に走るんだよな
人類の平和と騎士王の安寧のためにも
こいつらを刺しておいたほうがいいかもしれない……
186 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:34:24.28 ID:Iy+vt2Nb0(38)
大佐:ところで今日は君たちに新しい仲間を紹介したいと思う
白目のない男:新しい仲間?
大佐:うむ!
先日、クチバで知り合った者だ
我々はひたすら語り合い戦友(とも)と呼べるまでに発展した関係だ
是非とも君たちも友人になってくれたまえ
ラル:それでその人はどこに?
大佐:今、この場でROMっているはずだ
もう入ってきてかまわんよ
レビル:先日、大佐に感銘を受けたレビルですじゃ
先輩方、今後ともよろしくお願いします
レビルってまさか……
201 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:38:28.34 ID:Iy+vt2Nb0(38)
大佐:それではレビル君も含め、これからのことについて協議したいと思う
アムロ:で、次はどこに行くんだ?
大佐:うむ、ヤマブキに行きたいのだが……
警備員が賄賂を要求してきてな
通してもらえんのだ
ラル:そんな奴、通報すればいいのでは?
大佐:直接的に要求されたわけではないから始末が悪い
喉が渇いたという隠語なのだが……
誰か分かるものはいないかね!?
206 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:41:28.79 ID:Iy+vt2Nb0(38)
ラル:さっぱり分りませんな
白目のない男:同じく見当もつきません!!
レビル:喉が渇いた……ですか?
喉が渇く→飲み物→水→水ポケモン
こんな感じでは!?
アムロ:俺は
喉が渇く→飲み物→高価な飲み物→ナントカ還元水
じゃないかと思うぜ!!
大佐:……どちらも決め手に欠けるな
ナントカ還元水……
214 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:47:47.23 ID:Iy+vt2Nb0(38)
大佐:仕方がない
とにかく次の街に行くことにしよう
どちらにしろバッジを集めないといけないからな
レビル:大佐、そのことについて聞きたいのじゃが…
なぜ、バッジを集めているのですかな?
メタモンを探すだけならジム戦をする必要はないのでは…
大佐:いや、レビルくん、それはだめなのだよ
メタモンを手に入れるだけなら、
生息地に行ってマスターボールなりmastorbollを使えば済むのだが
メタモンが言うことを聞かなければ意味がない
バッジがあればポケモンはトレーナーの言うことを聞く
しかも多ければ多いほどその効果が期待できる
そのため、面倒ではあるが一つ一つジムを回っているのだよ!!
レビル:なるほど!!
その発想はなかったわ!!!
ようやく謎が一つ解けた
231 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 22:58:05.84 ID:Iy+vt2Nb0(38)
白目のない男:それでは次はどのジムに?
大佐:タマムシに行こうと思う
確かヤマブキを通らずとも、シオンタウンから行けるはずだ
ここからなら11.12番道路を伝っていけば、シオンは目の前だ
アムロ:なるほど
そして8番道路の地下からタマムシに向かう訳か!!
大佐:うむ!
ラル:では大佐、これからもがんばってください
我々も何とかヤマブキの入り方を考えておきますんで
レビル:期待しておりますぞ
アムロ:頑張れよ!!
白目のない男:体には十分お気を付けください
大佐:うむ!!
では、諸君、また会おう!!!
とりあえず何でジムを目指すのかと言うことと
馬鹿が一人増えたということは理解ができた
とても無駄な時間を過ごした、もう一度寝よう……
233 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 23:00:11.08 ID:Iy+vt2Nb0(38)
う、迂闊だった…
まさか脱臭剤が切れていたとは
久しぶりのサトシゾーンはキツイ!!!
目にしみる!!!
243 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 23:09:47.30 ID:Iy+vt2Nb0(38)
僕らはシオンタウンを目指して、11番道路を歩いていた
11番道路と12番道路には通行所が設けられていた
しかしそれはヤマブキとは違い、ただ街と町を区切るために作られた
便宜上のもので、警備員もやる気がなさそうに通行人を眺めている
サトシはそんな警備員の前に行くと
「ところで喉が渇いたという隠語を知っているかね?」
と躊躇いもなく訊ねて行った
警備員はサトシの容姿に引きながらも、
「いや、分からないな……」
と返事を返す
本当に分からないのか、それともただ言わないだけかは知らないが
ヤマブキの入り方は依然、謎に包まれている
245 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 23:12:20.37 ID:Iy+vt2Nb0(38)
通行所を出て27番道路も終わりに差し掛かった頃
僕らの目に何やら大きな物体が飛び込んできた
それは小さな山とも言うべきか!?
真っ黒い何かが道を塞いでいる
近づいてみると、なにやら上下に動いており
それが腹だと気づいたのはさらに近付いてのことだった
あれは……カビゴン!!?
252 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 23:15:59.62 ID:Iy+vt2Nb0(38)
カビゴンが11.12番道路のちょうど境を陣取って、気持ち良さそうに寝ていた
この道路は浅瀬に橋を掛けているだけの道路なので道幅が狭く、
カビゴンを避けて道を進むのは不可能な状態だ
それにしても何と言うか……サトシそっくりだ、腹のあたりが
まさか兄弟じゃ…!?
262 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 23:21:10.26 ID:Iy+vt2Nb0(38)
僕はカビゴンとサトシによって道が瓦解するのではないかということに、
びくびくしながらサトシを振り返る
そんなサトシはカビゴンに接近している
まさか攻撃でもするんだろうか!?
それはあまりにも無謀すぎる!!
確かに今までも野生のポケモンを幾度となく蹴散らしてきたサトシだが
それはどれも自分より小さく軽い相手にすぎない
三桁あるサトシのそのまた数倍の重量を持つカビゴンには
さすがにかなう筈がない
と思ったらサトシは接近したかと思うとカビゴンに触れて
感触を確かめているだけだった
その後、ボクサーのように軽くジャブをぶつけてみる
しかし、カビゴンからは何の反応も返ってこない
サトシは何か分ったのかウンウンを首を軽く上下すると
僕らのところに戻ってきて、
「クチバシティに帰るぞ!」
と言い放ち、引き返して行った
265 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/03(日) 23:24:01.28 ID:Iy+vt2Nb0(38)
クチバに戻る中、僕はもう一つのルートを考えていた
確かハナダシティからもシオンタウンに行けるはずだ
ただその道の途中、イワヤマトンネルと言う洞窟を通るんだっけ!?
何でも一切明かりの届かない暗黒の洞窟で、
万が一洞窟内で迷いでもしたら、一生かけても出られないかもしれないとか
しかし、その道を通るしか、シオンタウンに行く手段はありそうにない
覚悟を決めたほうがよさそうだな
クチバに戻るとサトシはSHOPに向かった
ライトでも買うのだろうか?
「カビゴンを征服できるザイルをくれ!!」
カビゴンの上を登って行く気か!!
ってことは、あのお触りやジャブは触診!!!
続く
256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 23:17:38.73 ID:ECe3GTrQ0
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この記事へのコメント
やっぱり絵師すげぇw
2007/06/04(月) 15:15 | URL | (=・・=) #-[ 編集]
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【憂鬱】ヒトカゲの退屈【溜息】
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2007/06/04(月) 19:25 | URL | アフォな名無し #mQop/nM.[ 編集]
器量が広い、ねえ・・・
2007/06/04(月) 21:36 | URL | 名無し!! #-[ 編集]
言う事聞かせるためにバッジはいらんだろ・・・
2007/06/12(火) 12:52 | URL | 名無し!! #-[ 編集]
↑ポケモンやり直せ
2007/10/22(月) 07:50 | URL | アフォな名無し #qjKXimFw[ 編集]
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