ヘッドラインだよ〜ん
| アクセス上位 PR ■【即納OK 】ASUS Eee PC 4G (ホワイト) ■もてない男 ■2ちゃんねるで学ぶ著作権 ■身だしなみスッキリ鼻毛セーフカッター ■おでかけセレビッチ ■非常識な速読術 |

教室で盛大にゲロ吐いた書籍化のお知らせ
10 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 20:52:12.90 ID:dxFJ3KUm0(38)
まずはいつもの基本戦術だ
まずはいつもの基本戦術だ
ヒトカゲの憂鬱1
ヒトカゲの憂鬱2
ヒトカゲの憂鬱3
ヒトカゲの憂鬱4
ヒトカゲの憂鬱5
ヒトカゲの憂鬱6
ヒトカゲの溜息7
ヒトカゲの溜息8
ヒトカゲの溜息9
ヒトカゲの溜息10
ヒトカゲの退屈11
僕はえんまくをウツボットに放った
今回僕に全く気負いはない
ひのこがかえんほうしゃになり攻撃力が格段に上昇し
しかもレベルも相手より高いときてる
一発くらわせるだけで、相手は動けなくなるだろう
怖いのは植物系が持つ各種粉系の技だが
その点も抜かりはない
僕に何かあったら回復してくれるように頼んでおいたからね
リンに
15 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 20:56:03.58 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕はかえんほうしゃを放ち、ウツボットに攻撃する
ウツボットは避けることに必死で、
こちらに攻撃する余裕がないようだ
ライチュウと違い、
あまりスピードのないウツボットを捉えることはさほど苦ではなかった
3度目のかえんほうしゃがウツボットを直撃する
成すすべ無いまま、戦闘は終わった
16 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 20:59:06.84 ID:dxFJ3KUm0(38)
「つ、次は負けませんわ!!」
エリカが感情をむき出しで、次のボールを放つ
本当ならお淑やかな癒し系だと思うのに、
ずいぶんと感情的になっているようだ
豚で言うところのジーナか
はっきりいってサトシ相手には間違いなく不釣り合いだ
21 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:04:53.50 ID:dxFJ3KUm0(38)
続いて出てきたのはモンジャラ
レベルはウツボットより下か…
開始早々、エリカがつるのムチ、からみつくなどを仕掛けさせる
さっきの戦闘で悟ったのだろう
一撃くらえば終りの戦闘だ
逃げるのを止め、速攻で片をつける戦法に切り替えたようだ
しかし、やはり僕の敵では無かった
レベルが低い上に、スピードもウツボットのそれよりさらに遅いときている
僕はつるのムチを焼き、
からみつく攻撃をかわしながらかえんほうしゃを放つ
クリーンヒットした攻撃はモンジャラの戦闘を停止させた
24 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:11:09.50 ID:dxFJ3KUm0(38)
「そ、そんな……」
悔しそうに俯くエリカ
その姿はとても扇情的で妙な色気すら感じる
力なく最後のボールを投入する
出てきたのはラフレシアだ
レベルはウツボットと同じくらいか
なかなかに高いが……
僕の勝利は決まったな
いや、勝利など最初からほぼ決まっていたようなものだ!!
相性はレベルを凌駕するほど絶大なのに
さらにこちらのほうがレベルが高いときている
それに僕は慎重派だ
戦闘で油断をしたり、手加減したりするようなことはない
……ピカチュウの時は例外だけど
32 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:20:14.60 ID:dxFJ3KUm0(38)
しかし、あんなエリカを見ていると、
先ほどは手心を加えることはないなんて言ったことも返したくなるものだ
あのピザのためと言うのはどうかと思うが、
一生懸命頑張っている人は好きだし、応援したくなる
僕が戦闘不能になれば、リンしか残っていない
しかし逆にリンは相性も悪ければレベルも低い
ほとんど勝つ見込みはないだろう
それに聞くところによれば呪いがどうとか、そういう話になっている
もしそれが本当なら、
呪いが解ければサトシがまともになるのだろうか?
なんにしても最底辺の位置にいる今以上に最悪には成りはしないだろう
なんか僕が負けることが、双方にとって最上の案に思えてきた
35 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:27:11.37 ID:dxFJ3KUm0(38)
だが、サトシはそんな僕の機微を悟ったのだろうか!?
「ゲルググよ、他の技は必要ない
かえんほうしゃで決めてこい!!」
と、戦闘中初めて指示らしきものをしてきた
いつもは戦闘中、何一つ指示しないで立っているだけのカーネル・サトシが……
ホントにこの男は僕の心が読めたりするんだろうか?
僕の言い分やジェスチャーは、すべてまともに通じるし……
43 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:36:57.98 ID:dxFJ3KUm0(38)
これで手心を加えるというわけにもいかなくなった
少々気は重いが一気に決めることにしよう
エリカは再び、戦法を変えてしびれごなを命じる
今度は僕の足を止めに来る作戦か
さすがに貰うと不味い僕はしびれごなをかわしつつ
かえんほうしゃの機会を待った
しびれごなが切れたのか、技が途切れた
僕はここぞとかえんほうしゃを放出する
しかし、それは完全に命中することはなく、
ラフレシアの半身を焼くに留まった
それでもかなり苦しそうなラフレリアは
メガドレイン放ってくる
回復しようという腹か
しかし……運が無かったな
えんまくによって一度目で僕を捉えることができなかった
再度放ってくるメガドレインは僕自ら焼き払い
そのまま本体にかえんほうしゃを放った
勝負は決した
51 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:44:32.52 ID:dxFJ3KUm0(38)
終わってみれば、全く危なげのない試合運びだった
エリカはラフレシアを回収すると、地面に膝をつき俯く
僕は自分でしておいて何だが、気の毒で見て入られなくなった
サトシがエリカの元に歩いて行く
「僕の勝ちだ
約束通り、ヤマブキに行くために一筆書いてもらう」
「……分りました」
声も微かにエリカはジムの奥へと入っていく
数分後、封筒とバッジ、賞金を手に戻ってきた
「レインボーバッジです、
それとこの封筒を通行所で見せてください
ヤマブキシティに通ることが出来るはずです」
「うむ」
「あの……もう、行かれるのですか?」
行くとはタマムシを出るということだろうか?
サトシはそれに返事を返すことなく、ジムを後にした
55 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:48:25.75 ID:dxFJ3KUm0(38)
少し気が重かったが、忘れようと思う
もうエリカと会うことも無いだろうし
正直、呪いと言うものがなんなのかは知らないが
どう考えても、サトシと一緒になって幸せになることなどありえないと思う
今日はサイコソーダ飲んで、ぐっすり寝ることにしよう
明日はいよいよヤマブキだ
59 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:50:58.70 ID:dxFJ3KUm0(38)
朝食を済ませた僕たち
サトシはヤマブキに備え、お茶の買い出しに行った
僕は朝の日課である新聞に目を通す
一面には興味深い記事が載っていた
僕らが…と言うかサトシが破壊した桟橋が載っていた
依然、橋の修理が完了していないらしい
何でも桟橋の腐敗が確認され、
責任追及を恐れたクチバ、シオンが責任をなすり付け合い、一向に修理されないとか
しかもセキチクが仲裁に入ると、セキチクも通っている道だからと、
ここぞとばかりに両者がセキチクに責任を押し付けてきたらしい
全く、世の中暗いニュースばかりだ……
66 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:56:26.50 ID:dxFJ3KUm0(38)
ヤマブキの通行所にやってきた僕ら
警備員にエリカの書状を見せると
警戒しながらも、その場を通っていいと言われた
それにしてもこの中は暑いな!!
サトシもそう感じるのか先ほどからお茶のボトルを幾度となく口に運ぶ
それを見た警備員は何やら物欲しげは顔をこちらに向けてくる
お茶くらい自分で取ってくればいいのに……
68 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:59:19.88 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕たちはついにヤマブキの大地を踏みしめることができた
そういえば、何でサトシはそこまでヤマブキに来たがっていたんだろう?
確かにヤマブキにもジムはあるし、バッジは貰えるが、
レインボーバッジでほとんどのポケモンは言うことを聞くようになるはずだ
最悪、もうバッジが手に入らなくてもさほど問題はないと思うのだけど…
その旨をサトシに問いただす僕
「ここ街にmastorbollを販売している代理店があるのだよ!!」
なるほど!!
そう言えばメタモンをそのパチモンのボールで捕まえようとしてたんだっけ
それにしても……
シルフ・カンパニーのお膝元で営業するとは、
なかなかに肝の据わった店もあったものだ!!
72 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:03:57.15 ID:dxFJ3KUm0(38)
街の中心にその店はあるそうだ
それにしても、中央に行くごとに人気が少なくなっているのは何故だろう?
普通、逆に人で溢れかえっているはずなのに……
それに何やら見覚えのある服を着た奴らがたくさんいる
胸にRと書かれた例の悪趣味な制服を着たロケット団だ!!
堂々と町中を闊歩し、睨みを利かせて回っている
店の前で営業の邪魔をしたり、なにかと住人に難癖を付けてきたりしている
いったいヤマブキに何があったんだ?
75 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:06:58.60 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕らはサトシが言っていた例の代理店とやらに着いた
運よく、この店にはロケット団のちょっかいが来ていないようだ
驚くことになんとその店は、シルフ・カンパニーのすぐ裏手で営業していた!!!
もちろん、表向きはただのモンスターボール専門店として経営していたが
予め店とサトシとの間で何か交わされていたのだろうか?
サトシが合言葉のような物をカウンターで言うと、僕たちは店の奥に通された
「コレガmastorbollアルネ!!」
店主がサトシに数個のmastorbollを手渡してくる
何と本物のマスターボールとほとんど変わらない形状をしているではないか!!
さすがは著作権侵害を物ともしない国の製品だ!!
79 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:11:17.72 ID:dxFJ3KUm0(38)
「オ客サン、オ金、早ク渡スアル!!」
料金を請求してくる店主
しかし、サトシはその内の一つをジッと見詰めたまま、財布を出そうとしない
いろいろな角度からボールを舐めまわすように見つめ回す
そして何を思ったのか、
ポケモンを捕まえるわけでもないのに、スイッチを押したのだ!!
カチッ
………押したままスイッチが上がってこなかった!!
83 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:13:57.20 ID:dxFJ3KUm0(38)
「危うく粗悪品を掴まされるところだった
この責任はどうしてくれるのかね?」
「……2割引キデ勘弁ネ!」
……サトシ
あんた、商売人に成るべきだよ、絶対
92 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:21:36.12 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕らは無事にmastorbollを手に入れることができた
素直に料金を払ったということは、おそらく今度のは大丈夫なのだろう
店を出る僕らは、その足でジムに向かった
まあバッジが多いほうが従わせることは容易いしね
しかし、ジムもロケット団が押さえていて入ることは出来なかった
サトシのことだからロケット団をぶっ飛ばして、
強行突入でもするのかと思ったら、以外にもすんなり諦めた
サトシもバッジがあれば貰うけど、
無ければ必要ない位に思っているのだろう
ヤマブキジムの隣にも小さなジムがあった
ここはロケット団が占領していることはなく、もしかしたら挑むのかと思ったら
「バッジの無いジムに用はない!!」
さいですか
95 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:25:30.46 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕らはいよいよメタモンをゲットするべく、目的地に向かうこととなった
メタモンの生息が確認せられているのは
13、14、15番道路、グレン島のポケモン屋敷、ハナダの洞窟だ
位置的にハナダの洞窟が一番近いが、サトシは真っ先に却下した
なんでもさすがにRX-78には勝てないとかなんとか……
危ない橋は渡らないそうだ
残りは13、14、15番道路とグレン島だが、
グレン島は最も遠く、海を越えなければならない為、やはり却下された
そこで残った13、14、15番道路が僕らの最終目的場所となった
100 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:31:44.22 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕らの旅もついに終焉だ
メタモンをゲットしたら、僕もリンももう必要ないだろう
僕らは割とレベルも高いし、
もっと待遇のいいトレーナーのところに鞍替えしようと思う
未練はない……と言うか早く離れたい!!
103 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:36:49.57 ID:dxFJ3KUm0(38)
どうやらサトシは
ヤマブキ→クチバ→11番道路→12番道路→13番道路の経路で進む気だったらしい
だが、今朝の新聞でも未だに桟橋が直されていないとの記事が書かれてあり、
僕がそれを見せると、仕方がないとタマムシルートに変更したようだ
僕らは一路、タマムシに戻った
ポケモンセンターで一泊して、早朝から16番道路に向かう僕たち
途中、タマムシジムの前を通ったが、
サトシは興味がないと見向きもしなかった
やっぱりこんな男に関わるべきではないよ、エリカさん
107 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:41:27.92 ID:dxFJ3KUm0(38)
16番道路を着々と進んでいく僕たち
通行所も間近に迫る頃、僕らの前に見覚えのある物体だ飛び込んできた
「なっ!!」
僕はつい声に出してしまう
黒く巨大なサトシ2号、カビゴンだ!!
まさか、希少種のポケモンであるカビゴンに再び出会おうとは……
僕が感慨深げに眺めていると、
「あっ、あれ見て、おにいたま!!」
と、リンがある一点を指差した
そこに目を向ける僕、リンが指しているのはカビゴンの腕の様だけど…
それを見て僕は驚き目を見張った
カビゴンの腕には何とロープが巻きついていたのだ
と言うことは、このカビゴンはクチバで会ったあのカビゴンか!!!
110 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:45:36.19 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕らも驚いたが、サトシもカビゴンの腕に巻かれたロープを見て
それなりに驚いたらしい
「……これも宿縁か!!」
なんてカッコつけている、カッコ悪いけど
それにしても、また気持ちよさそうに寝ているものだ
しかも、以前同様しっかりと道を塞いでいる
僕らに何か恨みでもあるんだろうか?
……ああ、あったな
思いっきり海に流したっけ
111 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:48:04.90 ID:dxFJ3KUm0(38)
と言うことは、またカビゴン越えか
まあ今回は桟橋が落ちるわけでも無いし、特に問題は無いだろう
と思ったら、サトシは何を思ったのか、
「フム、これも定めか……」
なんて言ってきた
だからカッコ良くないって、あんたがそんなこと言ったって!!
でも、いったいどういう意味だ、今のセリフ?
しばらく熟考する
ま、まさか……
僕はサトシに目を向ける
「mastorbollの性能を試してみよう」
「!!!!」
「それにサイコは確かに希少ポケモンだからな!!」
カビゴンはサイコガンダムか!!!
121 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:53:07.82 ID:dxFJ3KUm0(38)
しかしリンのことは物凄く欲しがっていたのに、
サイコ…もといカビゴンは、以前は全然興味無さそうだったな
今回はボールの性能調査とクチバ以来の縁からゲットする気になったけど……
その旨をサトシに尋ねる
「サイコは大尉の敵だろう」
……そうだった
そして、百式はモロに大尉の愛機だ
128 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:00:05.59 ID:dxFJ3KUm0(38)
カビゴンをゲットすると決めたサトシだが、一つ問題があった
何でも、ボールは起きていないと使用が出来ないそうだ
よくポケモンを眠らせるとゲットしやすくなるが、
技で寝かせた場合はいいらしく、自然の睡眠ではゲットができないとのことだ
厄介な話である
そのためカビゴンを起こさなければ成らないのだが、
サトシの衝撃(体重)に耐えるポケモンだ
生半可なことでは起きるはずがない
そこでタマムシに戻り、
カビゴンを起こすためのねむけざましを買ってくることになった
ちょうどタマムシには大きなデパートがあるし、
在庫がないということはあるまい
いくらかカビゴンでも、ねむけざまし百本でも与えれば目が覚めるだろう
僕らはタマムシに引き返した
131 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:03:40.22 ID:dxFJ3KUm0(38)
とりあえず、タマムシに着く頃にはもう夜になっていたので
ポケモンセンターに泊まった
今夜は珍しくサトシがPCを使わず床に就いた
おかげで僕が眠れなくなった!!
サトシと一緒にいると、「いびき」が技になるということが嫌でも理解できる!!
137 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:11:26.44 ID:dxFJ3KUm0(38)
今日は久しぶりにオフにするそうだ
サトシはねむけざましの他にもいろいろ買い足すものがあるらしく、
デパート開店時間前にデパートに向かった
僕はどうしようかと思ったら、リンが街を見て回りたいと言ってきた
タマムシはジムリーダーからして草ポケモンを使ってくる程で
花や草木に溢れ、とても奇麗な街だ
偶にはのんびり、リンと散歩するのもいいかも知れない
僕らはポケモンセンターを出た
お昼頃、一通り町中を見て回った僕たちは、
噴水のそばで休憩を取っていた
ポカポカといい天気だ
カビゴンじゃなくても眠くなってくるというものだ
「あら、あなた方は……」
うとうとしかけた僕の背後から、声が届く
後ろに目を向けると……そこにはエリカがいた
143 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:16:25.02 ID:dxFJ3KUm0(38)
「確か、サトシさんのポケモン……ですよね?」
そう言うやエリカは軽くまわりを確認する
サトシが近くに居ると思っているのだろう
しかし見当たらないのは当然で、エリカは再びこちらに顔を向けてきた
「あの……サトシさんは?」
僕は近くに居ないことを、首を横に振って教えた
エリカに通じたようだ、表情に影が差す
ホント、この人は中川圭一症候群さえ無くなれば完璧のはずなのに……
サトシと出会ったのが運の尽きか
僕らは十分休憩も済んだしお腹もすいてきた
ポケモンセンターに戻ろうとした時、
「あの……よろしければ家へ来ませんか?」
とエリカが躊躇いがちに呟いてきた
……サトシじゃなくて僕らに?
148 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:21:42.79 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕の聞き間違いじゃ無かったようで、エリカは僕らを誘っていた
大方、僕らが居ればサトシが迎えにでも来ると思ったんだろう
だが、甘いな!!
サトシがそんなことをするはずは断じてない
命を賭けたっていい!! 断言する!!
断っても良かったが、エリカは昼食を御馳走してくれるそうだ
お嬢様が用意してくれる食事だ、
きっと豪華なものが出るに違いないと、僕とリンはエリカに付いて行くことにした
155 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:29:10.88 ID:dxFJ3KUm0(38)
思った通りの豪邸だ
これは豪華絢爛な食事が期待できそうだ
久しぶりに御馳走を食べ過ぎて満腹になった
お腹が重い……
エリカがお茶に誘ってくる
僕は少々眠かったが、さすがに他人の家でそこまで無遠慮な行動は取れない
サトシじゃあるまいし
僕らはエリカの部屋に招かれた
人形などが飾ってある
ジムリーダーと言っても、やはり年頃の女の子らしい
お茶を取って来ると言ってエリカは部屋を出て行った
その間、僕は部屋を見渡していた
159 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:32:30.37 ID:dxFJ3KUm0(38)
壁には絵画が掛けられ、高そうな時計が針を刻む
やっぱりお嬢様の部屋だな
そんなことを考えていると、僕の視線がある一点を捉えた
机の上に数枚の写真が飾られてある
その一つがとても見覚えのある風景なのだ
これは……トキワシティ!?
166 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:38:22.64 ID:dxFJ3KUm0(38)
「お待たせしました」
エリカが盆を持って部屋に入ってくる
僕が何を見ているのか気になったんだろう
テーブルに置くと、こちらにやってきた
僕の見ている写真に気づき、説明をしてくれた
「ああ、これですか
これは私が子供の頃、トキワシティの別荘に行った時の写真ですわ」
写真を手に取り、懐かしそうに話すエリカ
別荘か……やはりお嬢様だな
エリカは写真を机の上に戻すと、棚から大きな本を取り出した
それは本では無く、アルバムだった
それをテーブルの上で、開けてくる
173 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:44:00.59 ID:dxFJ3KUm0(38)
それらの写真は僕に郷愁を与えるものだった
まだ、故郷のマサラタウンを飛び出して日も浅いのに懐かしく思えるなんて……
やはりあまりに密度の濃い生活を送って居たからなんだろうな
今まで故郷のことなどすっかり忘れていたのに……
エリカも久しぶりに見て懐かしさが込み上げてきたのか
ページをめくっては写真1枚1枚に説明をつけてくれた
僕の故郷ではないが
オーキド博士に連れられて何度か訪れた街だし、サトシとも行った事のある街だ
見覚えのある風景が写真に出てくると、つい見入ってしまう
エリカが次のページをめくった瞬間、僕はお茶を吹き出しそうになった
こ、この左右の瞳の色が違う人間はまさか………
続く…続くったら続くゲットアンプド2
未経験OK♪パソコンの知識が活かせるお仕事!
ヒトカゲの憂鬱2
ヒトカゲの憂鬱3
ヒトカゲの憂鬱4
ヒトカゲの憂鬱5
ヒトカゲの憂鬱6
ヒトカゲの溜息7
ヒトカゲの溜息8
ヒトカゲの溜息9
ヒトカゲの溜息10
ヒトカゲの退屈11
僕はえんまくをウツボットに放った
今回僕に全く気負いはない
ひのこがかえんほうしゃになり攻撃力が格段に上昇し
しかもレベルも相手より高いときてる
一発くらわせるだけで、相手は動けなくなるだろう
怖いのは植物系が持つ各種粉系の技だが
その点も抜かりはない
僕に何かあったら回復してくれるように頼んでおいたからね
リンに
15 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 20:56:03.58 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕はかえんほうしゃを放ち、ウツボットに攻撃する
ウツボットは避けることに必死で、
こちらに攻撃する余裕がないようだ
ライチュウと違い、
あまりスピードのないウツボットを捉えることはさほど苦ではなかった
3度目のかえんほうしゃがウツボットを直撃する
成すすべ無いまま、戦闘は終わった
16 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 20:59:06.84 ID:dxFJ3KUm0(38)
「つ、次は負けませんわ!!」
エリカが感情をむき出しで、次のボールを放つ
本当ならお淑やかな癒し系だと思うのに、
ずいぶんと感情的になっているようだ
豚で言うところのジーナか
はっきりいってサトシ相手には間違いなく不釣り合いだ
21 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:04:53.50 ID:dxFJ3KUm0(38)
続いて出てきたのはモンジャラ
レベルはウツボットより下か…
開始早々、エリカがつるのムチ、からみつくなどを仕掛けさせる
さっきの戦闘で悟ったのだろう
一撃くらえば終りの戦闘だ
逃げるのを止め、速攻で片をつける戦法に切り替えたようだ
しかし、やはり僕の敵では無かった
レベルが低い上に、スピードもウツボットのそれよりさらに遅いときている
僕はつるのムチを焼き、
からみつく攻撃をかわしながらかえんほうしゃを放つ
クリーンヒットした攻撃はモンジャラの戦闘を停止させた
24 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:11:09.50 ID:dxFJ3KUm0(38)
「そ、そんな……」
悔しそうに俯くエリカ
その姿はとても扇情的で妙な色気すら感じる
力なく最後のボールを投入する
出てきたのはラフレシアだ
レベルはウツボットと同じくらいか
なかなかに高いが……
僕の勝利は決まったな
いや、勝利など最初からほぼ決まっていたようなものだ!!
相性はレベルを凌駕するほど絶大なのに
さらにこちらのほうがレベルが高いときている
それに僕は慎重派だ
戦闘で油断をしたり、手加減したりするようなことはない
……ピカチュウの時は例外だけど
32 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:20:14.60 ID:dxFJ3KUm0(38)
しかし、あんなエリカを見ていると、
先ほどは手心を加えることはないなんて言ったことも返したくなるものだ
あのピザのためと言うのはどうかと思うが、
一生懸命頑張っている人は好きだし、応援したくなる
僕が戦闘不能になれば、リンしか残っていない
しかし逆にリンは相性も悪ければレベルも低い
ほとんど勝つ見込みはないだろう
それに聞くところによれば呪いがどうとか、そういう話になっている
もしそれが本当なら、
呪いが解ければサトシがまともになるのだろうか?
なんにしても最底辺の位置にいる今以上に最悪には成りはしないだろう
なんか僕が負けることが、双方にとって最上の案に思えてきた
35 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:27:11.37 ID:dxFJ3KUm0(38)
だが、サトシはそんな僕の機微を悟ったのだろうか!?
「ゲルググよ、他の技は必要ない
かえんほうしゃで決めてこい!!」
と、戦闘中初めて指示らしきものをしてきた
いつもは戦闘中、何一つ指示しないで立っているだけのカーネル・サトシが……
ホントにこの男は僕の心が読めたりするんだろうか?
僕の言い分やジェスチャーは、すべてまともに通じるし……
43 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:36:57.98 ID:dxFJ3KUm0(38)
これで手心を加えるというわけにもいかなくなった
少々気は重いが一気に決めることにしよう
エリカは再び、戦法を変えてしびれごなを命じる
今度は僕の足を止めに来る作戦か
さすがに貰うと不味い僕はしびれごなをかわしつつ
かえんほうしゃの機会を待った
しびれごなが切れたのか、技が途切れた
僕はここぞとかえんほうしゃを放出する
しかし、それは完全に命中することはなく、
ラフレシアの半身を焼くに留まった
それでもかなり苦しそうなラフレリアは
メガドレイン放ってくる
回復しようという腹か
しかし……運が無かったな
えんまくによって一度目で僕を捉えることができなかった
再度放ってくるメガドレインは僕自ら焼き払い
そのまま本体にかえんほうしゃを放った
勝負は決した
51 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:44:32.52 ID:dxFJ3KUm0(38)
終わってみれば、全く危なげのない試合運びだった
エリカはラフレシアを回収すると、地面に膝をつき俯く
僕は自分でしておいて何だが、気の毒で見て入られなくなった
サトシがエリカの元に歩いて行く
「僕の勝ちだ
約束通り、ヤマブキに行くために一筆書いてもらう」
「……分りました」
声も微かにエリカはジムの奥へと入っていく
数分後、封筒とバッジ、賞金を手に戻ってきた
「レインボーバッジです、
それとこの封筒を通行所で見せてください
ヤマブキシティに通ることが出来るはずです」
「うむ」
「あの……もう、行かれるのですか?」
行くとはタマムシを出るということだろうか?
サトシはそれに返事を返すことなく、ジムを後にした
55 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:48:25.75 ID:dxFJ3KUm0(38)
少し気が重かったが、忘れようと思う
もうエリカと会うことも無いだろうし
正直、呪いと言うものがなんなのかは知らないが
どう考えても、サトシと一緒になって幸せになることなどありえないと思う
今日はサイコソーダ飲んで、ぐっすり寝ることにしよう
明日はいよいよヤマブキだ
59 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:50:58.70 ID:dxFJ3KUm0(38)
朝食を済ませた僕たち
サトシはヤマブキに備え、お茶の買い出しに行った
僕は朝の日課である新聞に目を通す
一面には興味深い記事が載っていた
僕らが…と言うかサトシが破壊した桟橋が載っていた
依然、橋の修理が完了していないらしい
何でも桟橋の腐敗が確認され、
責任追及を恐れたクチバ、シオンが責任をなすり付け合い、一向に修理されないとか
しかもセキチクが仲裁に入ると、セキチクも通っている道だからと、
ここぞとばかりに両者がセキチクに責任を押し付けてきたらしい
全く、世の中暗いニュースばかりだ……
66 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:56:26.50 ID:dxFJ3KUm0(38)
ヤマブキの通行所にやってきた僕ら
警備員にエリカの書状を見せると
警戒しながらも、その場を通っていいと言われた
それにしてもこの中は暑いな!!
サトシもそう感じるのか先ほどからお茶のボトルを幾度となく口に運ぶ
それを見た警備員は何やら物欲しげは顔をこちらに向けてくる
お茶くらい自分で取ってくればいいのに……
68 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 21:59:19.88 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕たちはついにヤマブキの大地を踏みしめることができた
そういえば、何でサトシはそこまでヤマブキに来たがっていたんだろう?
確かにヤマブキにもジムはあるし、バッジは貰えるが、
レインボーバッジでほとんどのポケモンは言うことを聞くようになるはずだ
最悪、もうバッジが手に入らなくてもさほど問題はないと思うのだけど…
その旨をサトシに問いただす僕
「ここ街にmastorbollを販売している代理店があるのだよ!!」
なるほど!!
そう言えばメタモンをそのパチモンのボールで捕まえようとしてたんだっけ
それにしても……
シルフ・カンパニーのお膝元で営業するとは、
なかなかに肝の据わった店もあったものだ!!
72 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:03:57.15 ID:dxFJ3KUm0(38)
街の中心にその店はあるそうだ
それにしても、中央に行くごとに人気が少なくなっているのは何故だろう?
普通、逆に人で溢れかえっているはずなのに……
それに何やら見覚えのある服を着た奴らがたくさんいる
胸にRと書かれた例の悪趣味な制服を着たロケット団だ!!
堂々と町中を闊歩し、睨みを利かせて回っている
店の前で営業の邪魔をしたり、なにかと住人に難癖を付けてきたりしている
いったいヤマブキに何があったんだ?
75 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:06:58.60 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕らはサトシが言っていた例の代理店とやらに着いた
運よく、この店にはロケット団のちょっかいが来ていないようだ
驚くことになんとその店は、シルフ・カンパニーのすぐ裏手で営業していた!!!
もちろん、表向きはただのモンスターボール専門店として経営していたが
予め店とサトシとの間で何か交わされていたのだろうか?
サトシが合言葉のような物をカウンターで言うと、僕たちは店の奥に通された
「コレガmastorbollアルネ!!」
店主がサトシに数個のmastorbollを手渡してくる
何と本物のマスターボールとほとんど変わらない形状をしているではないか!!
さすがは著作権侵害を物ともしない国の製品だ!!
79 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:11:17.72 ID:dxFJ3KUm0(38)
「オ客サン、オ金、早ク渡スアル!!」
料金を請求してくる店主
しかし、サトシはその内の一つをジッと見詰めたまま、財布を出そうとしない
いろいろな角度からボールを舐めまわすように見つめ回す
そして何を思ったのか、
ポケモンを捕まえるわけでもないのに、スイッチを押したのだ!!
カチッ
………押したままスイッチが上がってこなかった!!
83 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:13:57.20 ID:dxFJ3KUm0(38)
「危うく粗悪品を掴まされるところだった
この責任はどうしてくれるのかね?」
「……2割引キデ勘弁ネ!」
……サトシ
あんた、商売人に成るべきだよ、絶対
92 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:21:36.12 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕らは無事にmastorbollを手に入れることができた
素直に料金を払ったということは、おそらく今度のは大丈夫なのだろう
店を出る僕らは、その足でジムに向かった
まあバッジが多いほうが従わせることは容易いしね
しかし、ジムもロケット団が押さえていて入ることは出来なかった
サトシのことだからロケット団をぶっ飛ばして、
強行突入でもするのかと思ったら、以外にもすんなり諦めた
サトシもバッジがあれば貰うけど、
無ければ必要ない位に思っているのだろう
ヤマブキジムの隣にも小さなジムがあった
ここはロケット団が占領していることはなく、もしかしたら挑むのかと思ったら
「バッジの無いジムに用はない!!」
さいですか
95 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:25:30.46 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕らはいよいよメタモンをゲットするべく、目的地に向かうこととなった
メタモンの生息が確認せられているのは
13、14、15番道路、グレン島のポケモン屋敷、ハナダの洞窟だ
位置的にハナダの洞窟が一番近いが、サトシは真っ先に却下した
なんでもさすがにRX-78には勝てないとかなんとか……
危ない橋は渡らないそうだ
残りは13、14、15番道路とグレン島だが、
グレン島は最も遠く、海を越えなければならない為、やはり却下された
そこで残った13、14、15番道路が僕らの最終目的場所となった
100 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:31:44.22 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕らの旅もついに終焉だ
メタモンをゲットしたら、僕もリンももう必要ないだろう
僕らは割とレベルも高いし、
もっと待遇のいいトレーナーのところに鞍替えしようと思う
未練はない……と言うか早く離れたい!!
103 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:36:49.57 ID:dxFJ3KUm0(38)
どうやらサトシは
ヤマブキ→クチバ→11番道路→12番道路→13番道路の経路で進む気だったらしい
だが、今朝の新聞でも未だに桟橋が直されていないとの記事が書かれてあり、
僕がそれを見せると、仕方がないとタマムシルートに変更したようだ
僕らは一路、タマムシに戻った
ポケモンセンターで一泊して、早朝から16番道路に向かう僕たち
途中、タマムシジムの前を通ったが、
サトシは興味がないと見向きもしなかった
やっぱりこんな男に関わるべきではないよ、エリカさん
107 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:41:27.92 ID:dxFJ3KUm0(38)
16番道路を着々と進んでいく僕たち
通行所も間近に迫る頃、僕らの前に見覚えのある物体だ飛び込んできた
「なっ!!」
僕はつい声に出してしまう
黒く巨大なサトシ2号、カビゴンだ!!
まさか、希少種のポケモンであるカビゴンに再び出会おうとは……
僕が感慨深げに眺めていると、
「あっ、あれ見て、おにいたま!!」
と、リンがある一点を指差した
そこに目を向ける僕、リンが指しているのはカビゴンの腕の様だけど…
それを見て僕は驚き目を見張った
カビゴンの腕には何とロープが巻きついていたのだ
と言うことは、このカビゴンはクチバで会ったあのカビゴンか!!!
110 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:45:36.19 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕らも驚いたが、サトシもカビゴンの腕に巻かれたロープを見て
それなりに驚いたらしい
「……これも宿縁か!!」
なんてカッコつけている、カッコ悪いけど
それにしても、また気持ちよさそうに寝ているものだ
しかも、以前同様しっかりと道を塞いでいる
僕らに何か恨みでもあるんだろうか?
……ああ、あったな
思いっきり海に流したっけ
111 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:48:04.90 ID:dxFJ3KUm0(38)
と言うことは、またカビゴン越えか
まあ今回は桟橋が落ちるわけでも無いし、特に問題は無いだろう
と思ったら、サトシは何を思ったのか、
「フム、これも定めか……」
なんて言ってきた
だからカッコ良くないって、あんたがそんなこと言ったって!!
でも、いったいどういう意味だ、今のセリフ?
しばらく熟考する
ま、まさか……
僕はサトシに目を向ける
「mastorbollの性能を試してみよう」
「!!!!」
「それにサイコは確かに希少ポケモンだからな!!」
カビゴンはサイコガンダムか!!!
121 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 22:53:07.82 ID:dxFJ3KUm0(38)
しかしリンのことは物凄く欲しがっていたのに、
サイコ…もといカビゴンは、以前は全然興味無さそうだったな
今回はボールの性能調査とクチバ以来の縁からゲットする気になったけど……
その旨をサトシに尋ねる
「サイコは大尉の敵だろう」
……そうだった
そして、百式はモロに大尉の愛機だ
128 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:00:05.59 ID:dxFJ3KUm0(38)
カビゴンをゲットすると決めたサトシだが、一つ問題があった
何でも、ボールは起きていないと使用が出来ないそうだ
よくポケモンを眠らせるとゲットしやすくなるが、
技で寝かせた場合はいいらしく、自然の睡眠ではゲットができないとのことだ
厄介な話である
そのためカビゴンを起こさなければ成らないのだが、
サトシの衝撃(体重)に耐えるポケモンだ
生半可なことでは起きるはずがない
そこでタマムシに戻り、
カビゴンを起こすためのねむけざましを買ってくることになった
ちょうどタマムシには大きなデパートがあるし、
在庫がないということはあるまい
いくらかカビゴンでも、ねむけざまし百本でも与えれば目が覚めるだろう
僕らはタマムシに引き返した
131 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:03:40.22 ID:dxFJ3KUm0(38)
とりあえず、タマムシに着く頃にはもう夜になっていたので
ポケモンセンターに泊まった
今夜は珍しくサトシがPCを使わず床に就いた
おかげで僕が眠れなくなった!!
サトシと一緒にいると、「いびき」が技になるということが嫌でも理解できる!!
137 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:11:26.44 ID:dxFJ3KUm0(38)
今日は久しぶりにオフにするそうだ
サトシはねむけざましの他にもいろいろ買い足すものがあるらしく、
デパート開店時間前にデパートに向かった
僕はどうしようかと思ったら、リンが街を見て回りたいと言ってきた
タマムシはジムリーダーからして草ポケモンを使ってくる程で
花や草木に溢れ、とても奇麗な街だ
偶にはのんびり、リンと散歩するのもいいかも知れない
僕らはポケモンセンターを出た
お昼頃、一通り町中を見て回った僕たちは、
噴水のそばで休憩を取っていた
ポカポカといい天気だ
カビゴンじゃなくても眠くなってくるというものだ
「あら、あなた方は……」
うとうとしかけた僕の背後から、声が届く
後ろに目を向けると……そこにはエリカがいた
143 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:16:25.02 ID:dxFJ3KUm0(38)
「確か、サトシさんのポケモン……ですよね?」
そう言うやエリカは軽くまわりを確認する
サトシが近くに居ると思っているのだろう
しかし見当たらないのは当然で、エリカは再びこちらに顔を向けてきた
「あの……サトシさんは?」
僕は近くに居ないことを、首を横に振って教えた
エリカに通じたようだ、表情に影が差す
ホント、この人は中川圭一症候群さえ無くなれば完璧のはずなのに……
サトシと出会ったのが運の尽きか
僕らは十分休憩も済んだしお腹もすいてきた
ポケモンセンターに戻ろうとした時、
「あの……よろしければ家へ来ませんか?」
とエリカが躊躇いがちに呟いてきた
……サトシじゃなくて僕らに?
148 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:21:42.79 ID:dxFJ3KUm0(38)
僕の聞き間違いじゃ無かったようで、エリカは僕らを誘っていた
大方、僕らが居ればサトシが迎えにでも来ると思ったんだろう
だが、甘いな!!
サトシがそんなことをするはずは断じてない
命を賭けたっていい!! 断言する!!
断っても良かったが、エリカは昼食を御馳走してくれるそうだ
お嬢様が用意してくれる食事だ、
きっと豪華なものが出るに違いないと、僕とリンはエリカに付いて行くことにした
155 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:29:10.88 ID:dxFJ3KUm0(38)
思った通りの豪邸だ
これは豪華絢爛な食事が期待できそうだ
久しぶりに御馳走を食べ過ぎて満腹になった
お腹が重い……
エリカがお茶に誘ってくる
僕は少々眠かったが、さすがに他人の家でそこまで無遠慮な行動は取れない
サトシじゃあるまいし
僕らはエリカの部屋に招かれた
人形などが飾ってある
ジムリーダーと言っても、やはり年頃の女の子らしい
お茶を取って来ると言ってエリカは部屋を出て行った
その間、僕は部屋を見渡していた
159 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:32:30.37 ID:dxFJ3KUm0(38)
壁には絵画が掛けられ、高そうな時計が針を刻む
やっぱりお嬢様の部屋だな
そんなことを考えていると、僕の視線がある一点を捉えた
机の上に数枚の写真が飾られてある
その一つがとても見覚えのある風景なのだ
これは……トキワシティ!?
166 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:38:22.64 ID:dxFJ3KUm0(38)
「お待たせしました」
エリカが盆を持って部屋に入ってくる
僕が何を見ているのか気になったんだろう
テーブルに置くと、こちらにやってきた
僕の見ている写真に気づき、説明をしてくれた
「ああ、これですか
これは私が子供の頃、トキワシティの別荘に行った時の写真ですわ」
写真を手に取り、懐かしそうに話すエリカ
別荘か……やはりお嬢様だな
エリカは写真を机の上に戻すと、棚から大きな本を取り出した
それは本では無く、アルバムだった
それをテーブルの上で、開けてくる
173 :1 ◆mG6IQzdmSI :2007/06/05(火) 23:44:00.59 ID:dxFJ3KUm0(38)
それらの写真は僕に郷愁を与えるものだった
まだ、故郷のマサラタウンを飛び出して日も浅いのに懐かしく思えるなんて……
やはりあまりに密度の濃い生活を送って居たからなんだろうな
今まで故郷のことなどすっかり忘れていたのに……
エリカも久しぶりに見て懐かしさが込み上げてきたのか
ページをめくっては写真1枚1枚に説明をつけてくれた
僕の故郷ではないが
オーキド博士に連れられて何度か訪れた街だし、サトシとも行った事のある街だ
見覚えのある風景が写真に出てくると、つい見入ってしまう
エリカが次のページをめくった瞬間、僕はお茶を吹き出しそうになった
こ、この左右の瞳の色が違う人間はまさか………
続く…続くったら続くゲットアンプド2
未経験OK♪パソコンの知識が活かせるお仕事!
この記事へのコメント
続きが気になるったら気になる
2007/06/06(水) 01:52 | URL | アフォな名無し #-[ 編集]
うおおホントに気になるー
2007/06/06(水) 11:11 | URL | アフォな名無し #-[ 編集]
【溜息】ヒトカゲの消失【退屈】
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1181131075/
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1181131075/
2007/06/06(水) 21:44 | URL | アフォな名無し #mQop/nM.[ 編集]
中川圭一症候群ってこのネタわかる奴いるのかよwwww
2007/06/06(水) 23:20 | URL | #-[ 編集]
この記事のトラックバックURL
http://afoafodayo.blog84.fc2.com/tb.php/140-8b935264
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック





